ロード・バランサ作業リクエストのステータスの説明
ロード・バランサの作業リクエストに適用可能な様々なステータスについて学習します。
Oracle Cloud Infrastructure Load Balancerのサービス・リクエストの多くは、すぐには有効になりません。このような場合、リクエストによって、実行のための非同期ワークフローが生成されます。進行中のワークフローの表示を可能にするために、ロード・バランサ・サービスによって作業リクエスト・オブジェクトが作成されます。
一部の操作は他の操作の完了に依存するため、各操作の作業リクエストをモニターして、正常に完了したことを確認してから次の操作に進む必要があります。たとえば、バックエンド・セットを作成し、その新しいセットにバックエンド・サーバーを追加する場合、最初にバックエンド・セットを作成する必要があります。その操作の完了後、バックエンド・サーバーを追加できます。バックエンド・セットの作成が完了する前にバックエンド・サーバーを追加しようとした場合、システムでは、サーバーを追加するリクエストが成功していることを確認できません。
バックエンド・セットを追加するリクエストをモニターしてそのワークフローの完了を確認した後に、バックエンド・サーバーを追加できます。
次の表に、作業リクエストの状態を示します:
ステータス |
説明 |
---|---|
受入れ済 |
リクエストは処理対象の作業リクエスト・キューにあります。 |
処理中 |
指定されたリクエストに対して作業リクエスト・レコードが存在しますが、関連付けられたWORK_COMPLETEDレコードは存在しません。 |
成功 |
このリクエストには作業リクエスト・レコードが存在し、関連するWORK_COMPLETEDレコードの状態は「成功」です。 |
失敗 |
このリクエストには作業リクエスト・レコードが存在し、関連するWORK_COMPLETEDレコードの状態は「失敗」です。 失敗の理由の詳細は、「エラーの詳細」列を確認してください。例:
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