インスタンスの停止、起動または再起動
ソフトウェアの更新またはエラー条件の解決のため、必要に応じて、インスタンスを停止、起動または再起動できます。
インスタンスがインフラストラクチャ・メンテナンスにスケジュールされている場合、再起動すると、正常な物理ホストで再起動されます。
インスタンス・プールでのインスタンスのライフサイクル状態を管理するステップは、インスタンス・プールのインスタンスの停止と起動を参照してください。
権限については、インスタンスの使用に必要なIAMポリシーを参照してください。
インスタンスのOSを使用したインスタンスの停止または再起動
インスタンスにサインインしているときは、オペレーティング・システムに用意されているコマンドを使用して、インスタンスの停止と再起動を行うことができます。インスタンスのOSを使用してインスタンスを停止しても、そのインスタンスの請求の停止は行われません。この方法でインスタンスを停止する場合は、コンソールまたはAPIからも、インスタンスを必ず停止してください。
インスタンスを起動
- ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。
- 関心のあるインスタンスをクリックします。
- 「開始」をクリックします。
インスタンス・アクション・コマンドおよび必須パラメータを使用して、インスタンスを起動します:
oci compute instance action --instance-id <instance_OCID> --action START
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
InstanceAction操作を使用してインスタンスを起動し、実行するアクションとして値
START
を渡します。
インスタンスの停止
インスタンスを停止するとき、停止したインスタンスの請求は、インスタンスの作成に使用したシェイプによって異なります。
停止されたベア・メタル・インスタンスは、インスタンスが48時間以上停止されると、ハードウェア再利用の対象となります。
- ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。
- 関心のあるインスタンスをクリックします。
- 「停止」をクリックします。
-
デフォルトでは、コンソールは、オペレーティング・システムに停止コマンドを送信して、インスタンスを正常に停止します。OSが停止するまで15分間待った後、インスタンスの電源が切断されます。
ノート
インスタンスで実行されているアプリケーションの停止に15分を超える時間がかかる場合、それらのアプリケーションが不適切に停止し、データが破損する可能性があります。これを回避するには、コンソールを使用してシェイプを停止する前に、OSで使用可能なコマンドを使用してインスタンスを停止します。OSの応答を待たずにインスタンスをただちに停止する場合は、「ただちに電源を切断することで、インスタンスを強制停止します」チェック・ボックスを選択します。
- 「インスタンスの停止」をクリックします。
インスタンスを停止するには、instance actionコマンドおよび必須パラメータを使用します:
oci compute instance action --instance-id <instance_OCID> --action SOFTSTOP
インスタンスの電源をただちに切断するには、
STOP
アクションを使用します。CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
InstanceAction操作を使用してインスタンスを停止し、実行するアクションとして値
SOFTSTOP
を渡します。インスタンスの電源をただちに切断するには、
STOP
アクションを使用します。
インスタンスの再起動
- ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。
- 関心のあるインスタンスをクリックします。
- 「再起動」をクリックします。
-
強制再起動: デフォルトでは、コンソールは、オペレーティング・システムに停止コマンドを送信して、インスタンスを正常に再起動します。OSが停止するまで15分間待った後、インスタンスの電源が切断され、再び投入されます。
ノート
インスタンスで実行されているアプリケーションの停止に15分を超える時間がかかる場合、それらのアプリケーションが不適切に停止し、データが破損する可能性があります。これを回避するには、コンソールを使用してインスタンスを再起動する前に、OSで使用可能なコマンドを使用してインスタンスを停止します。OSの応答を待たずにインスタンスをただちに再起動する場合は、「電源をただちに切断した後、再投入することで、インスタンスを強制再起動します」オプションを選択します。
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インフラストラクチャ・メンテナンス: インスタンスにインフラストラクチャ・メンテナンスがスケジュールされている場合、サポートされるシェイプについて、メンテナンス期日前にインスタンスを正常な物理ホストに事前に再起動移行することで、メンテナンス停止時間が発生するタイミングを制御できます。シェイプに応じて、次のいずれかを実行します:
- 標準VMシェイプ: インスタンスは再起動時に移行されます。追加のオプションを選択する必要はありません。
-
Dense I/O VMシェイプ: インスタンスを今すぐ再起動移行する場合は、「NVMeベースのローカルSSDを削除し、正常なホストに再起動移行します」オプションを選択します。Dense I/Oインスタンスのその他のメンテナンス・オプションの詳細は、「インフラストラクチャ・メンテナンス」を参照してください。
注意
NVMeベースのSSDは完全に削除されます。次に進む前に、SSDのバックアップを作成することをお薦めします。 - 標準ベア・メタル・シェイプ: 「インスタンスを正常なホストに再起動移行」オプションを選択します。
- 「インスタンスの再起動」をクリックします。
インスタンスを再起動するには、instance actionコマンドおよび必須パラメータを使用します:
oci compute instance action --instance-id <instance_OCID> --action SOFTRESET
インスタンスをただちに再起動するには、
RESET
アクションを使用します。CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
InstanceAction操作を使用してインスタンスを再起動し、実行するアクションとして値
SOFTRESET
を渡します。インスタンスをただちに再起動するには、
RESET
アクションを使用します。