データセットのシール
NFSデータセットをシールし、データセットがアクティブな場合は非アクティブ化します
データセットをシールすると、データセットに対するすべての書込みが停止します。このプロセスは、ファイルの数およびインポート・アプライアンスにコピーされたデータの合計量によって、完了するまでにいくらか時間がかかる場合があります。
--wait
オプションを指定せずにseal
コマンドを発行すると、シール操作がトリガーされ、バックグラウンドで実行されます。コマンド・プロンプトに戻り、seal-status
コマンドを使用してシール・ステータスをモニターできます。--wait
オプションを指定してseal
コマンドを実行すると、シール操作がトリガーされ、シールが完了するまでステータスの更新が継続されます。
重要
通常のファイルのみをコピーしてアプライアンスを転送できます。特殊なファイル(たとえば、シンボリック・リンク、デバイス・スペシャル、ソケット、パイプ)は、直接コピーできません。特殊なファイルを転送するには、それらのファイルのtarアーカイブを作成し、tarアーカイブを転送アプライアンスにコピーします。
シール操作によって、データセット内のすべてのファイルに対してマニフェストが生成されます。マニフェストには、コピーされたファイルおよび生成されたデータ整合性ハッシュの索引が含まれます。
CLIの使用
NFSデータセットをシールし、データセットがアクティブな場合に非アクティブ化するには、oci dts nfs-dataset sealコマンドと必要なパラメータを使用します。
oci dts nfs-dataset seal --name dataset_name [OPTIONS]
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
例:
oci dts nfs-dataset seal --name nfs-ds-1
Seal initiated. Please use seal-status command to get progress.