ファイル・システム内のパス
ファイル・ストレージ・サービスは、3種類のパスを使用します:
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エクスポート・パスは、エクスポートに含まれる情報の一部で、マウント・ターゲットを介してファイル・システムを使用可能にします。エクスポート・パスはマウント・ターゲット内のファイル・システムを一意に識別するもので、1つのマウント・ターゲットに最大100個のファイル・システムを関連付けることができます。エクスポート・パスは、ファイル・システムをマウント(論理的にアタッチ)するためにインスタンスによって使用されます。このパスは、ファイル・システムまたはクライアント・インスタンス内のパスとは無関係です。単一のマウント・ターゲット内で、あるファイル・システムと別のファイル・システムを区別する方法としてのみ存在します。
このマウント・コマンドの例では、
10.0.0.6
はマウント・ターゲットのIPアドレスです。/FileSystem1
は、ファイル・システムが作成時にマウント・ターゲットに関連付けられたときに指定された一意のエクスポート・パスです。sudo mount 10.0.0.6:/FileSystem1 /mnt/mountpointA
重要
このエクスポート・パスの先頭にはスラッシュ(/)を付ける必要があり、その後にゼロ個以上のスラッシュ区切り要素を続けます。1つのマウント・ターゲットに関連付けられたファイル・システムが多数ある場合、最初のファイル・システムのエクスポート・パス順序に2番目のファイル・システムのエクスポート・パス順序の完全なパス要素の順序を含めることはできません。エクスポート・パスはスラッシュで終了できません。エクスポート・パス要素には、ピリオド(.)または連続した2つのピリオド(..)を指定できません。エクスポート・パスは1024バイトを超えることはできません。最後に、エクスポート・パス要素は255バイトを超えることはできません。
有効な例:
/example
および/path
/example
および/example2
無効な例:
/example
および/example/path
/
および/example
/example/
/example/path/../example1
注意
マウント・ターゲットに関連付けられたファイル・システムにエクスポート・パスとして「/」が指定されている場合、別のファイル・システムをそのマウント・ターゲットに関連付けることはできません。ノート
エクスポート・パスは、エクスポートの作成後は編集できません。別のエクスポート・パスを使用するには、適切なパスを指定して新しいエクスポートを作成する必要があります。オプションで、古いパスを指定してエクスポートを削除できます。マウント・ターゲットおよびエクスポートの詳細は、マウント・ターゲットの管理を参照してください。
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マウント・ポイント・パスとは、クライアント・インスタンス内で、リモート・ファイル・システムがマウントされている、ローカルにアクセス可能なディレクトリへのパスです。
このマウント・コマンドの例では、
/mnt/mountpointA
は、外部ファイル・システムがマウントされているクライアント・インスタンス上のディレクトリへのパスです。sudo mount 10.0.0.6:/FileSystem1 /mnt/mountpointA
詳細は、ファイル・システムのマウントを参照してください。
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ファイル・システム・パスは、ファイル・システム内のディレクトリへのパスであり、ファイル・システムの内容を含みます。ファイル・システムがマウントされている場合は、その中に任意のディレクトリ構造を作成できます。ファイル・システムのスナップショットには、ファイル・システムのルート・ディレクトリ(
.snapshot/name
)にあるファイル・システムのパスを使用してアクセスできます。次の例は、インスタンスからナビゲートする際の「January1」というスナップショットへのパスを示しています:
/mountpointA/.snapshot/January1