別のサブネットへのファイル・システムの移動
ファイル・システムを別のサブネットに移動します。
場合によってはファイル・システムを別のサブネットに移動する必要があります。たとえば、サブネット・サイズは変更できないため、ニーズが変わったときに、ファイル・システムを大きいサブネットまたは小さいサブネットに移動する必要があります。
- 新しいサブネットを作成します。手順については、VCNとサブネットの管理を参照してください。
- 新しいサブネットに新しいマウント・ターゲットを作成します。
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ファイル・システムに対して、同じエクスポート・パスを使用する新しいエクスポートを新しいマウント・ターゲットに作成します。手順については、エクスポートの作成を参照してください。
- 「既存のマウント・ターゲットの選択」を選択します
- 新しいエクスポートのエクスポート・パスが、元のエクスポートのエクスポート・パスと完全に同じであることを確認してください。元のマウント・ターゲットと新しいマウント・ターゲットは、問題なく同時に存在できます。
- インスタンスのマウント・ポイントを新しいマウント・ターゲットに切り替えます。これは、メンテナンス・スケジュールの都合に合せていつでも実行できます:
- インスタンスのマウント・ポイントで実行中のワークロード・アプリケーション・プロセスがあれば停止します。
- ファイル・システムをアンマウントします。手順は、ファイル・システムのマウントを参照してください。
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新しいマウント・ターゲットを使用してファイル・システムをマウントしますが、以前に使用されたものと同じマウント・ポイントを使用します。
たとえば、次のような元のマウント・ターゲットを使用してファイル・システムがマウントされていたとします:
sudo mount 10.0.0.10:/my-export-path /mnt/MyMountPoint
新しいマウント・コマンドは次のようになります:
sudo mount 10.1.1.10:/my-export-path /mnt/MyMountPoint
手順は、ファイル・システムのマウントを参照してください。
- 古いエクスポート・パスを使用するシステム構成ファイルがあれば更新します。たとえば、
/etc/fstab
です。 - ワークロード・アプリケーションを起動し、予想どおりにファイル・システムにアクセスできることを確認します。
- テストと検証が完了したら、元のマウント・ターゲットおよびサブネットを削除できます。