削除したスナップショットがDFの出力にまだ表示される

削除したスナップショットがDFの出力に「stale file handle」とともにまだ表示される問題を解決する方法を学習します。

症状:削除したスナップショットがdfの出力にメッセージstale file handleとともにまだ表示されます。

原因: NFSv3クライアントを使用してスナップショット・ディレクトリでlsdufindなどの操作を実行すると、サービスによってディレクトリが自動的にエクスポートされます。クライアントは、nfs_d_automount()を使用してディレクトリを検出およびマウントします。ディレクトリが最初に検出およびマウントされた後は、クライアントはディレクトリを自動的にマウントします。

その後でスナップショットを削除すると、マウントは切断されます。クライアントはまだスナップショットへのアクティブな参照を保持していますが、スナップショット自体にはアクセスできなくなるため、stale file handleをレポートします。

解決策: スナップショットを手動でアンマウントします。例:

sudo umount <snapshot_mountpoint>

アンマウント・コマンドがメッセージdevice busyで失敗した場合は、-fフラグを使用してコマンドを強制的に実行し、失効したファイル・ハンドルを無視します。例:

sudo umount -f <snapshot_mountpoint>