ファンクションの実行によるファイル・システムへのアクセス
OCI Functionsにデプロイされたファンクションの実行からファイル・システムにアクセスする方法をご覧ください。
OCI Functionsにデプロイしたファンクションでは、実行されているコンテナのファイル・システムに、次のようにアクセスできます:
- このファンクションは、すべてのディレクトリからファイルを読み取ることができます
- このファンクションは、/tmpディレクトリにファイルを書き込むことができます
たとえば、ファンクションでExcelファイルをダウンロードしてからその内容を読むことが必要な場合があります。この要件を満たすには、コンテナのファイルシステムの/tmpディレクトリにファイルを書き込むファンクションを作成してから、ファイルを読み取る必要があります。
/tmpディレクトリにファイルを書き込む場合、通常、/tmpディレクトリは常に書込み可能です。ただし、/tmpディレクトリの最大許容サイズは、ファンクションに指定された最大メモリーしきい値によって異なります:
ファンクションの最大メモリーしきい値(MB) | /tmpの最大許容サイズ(MB) | /tmpのファイルの最大許容数(inode) |
---|---|---|
128 MB | 32 MB | 1024 |
256 MB | 64 MB | 2048 |
512 MB | 128 MB | 4096 |
1024 MBの | 256 MB | 8192 |
2048 MBの | 512 MB | 16384 |
/tmpディレクトリはファンクションの連続した呼出しで共有される場合があることに注意してください。ファンクションの以前の呼出しによって書き込まれたファイルは、ファンクションが2回目に呼び出された場合でも存在している可能性があります。予期しない動作を避けるために、ファイルを削除する責任があります。