ヘルス・チェックの管理

HTTPおよびpingモニターおよびオンデマンド・プローブを使用して、IPアドレスおよびホストのヘルスを監視します。

ノート

SDK、CLIおよびAPIで作成したモニター、メトリックおよびプローブは、それらを構成するリージョンに関連付けられます。APIの使用中、構成したリージョンでモニター更新(コンパートメントの変更、メトリックの取得およびプローブ結果の取得を含む)を実行する必要があります。ただし、モニターの構成場所に関係なく、現在構成されているモニターをリストしたり、各リージョンで詳細を監視することができます。

必須IAMポリシー

Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者からポリシーでセキュリティ・アクセス権が付与されている必要があります。コンソールまたは(SDK、CLIまたはその他のツールを使用した) REST APIのどれを使用しているかにかかわらず、このアクセス権が必要です。権限を持っていない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、持っているアクセス権のタイプと作業しているコンパートメントを管理者に確認してください。

ポリシーを初めて使用する場合は、アイデンティティ・ドメインの管理および共通ポリシーを参照してください。

管理者: ヘルス・チェック・リソースへのアクセス権をグループに付与する共通ポリシーについては、「IAMポリシー」(「ヘルス・チェックの保護」ページ)を参照してください。

使用可能なプロトコル

モニターおよびオンデマンドプローブで使用できるプロトコルを次に示します。

ノート

指定したプロトコルを受け入れるようにモニター対象エンドポイントを構成します。
  • HTTP - HTTP/1.1を使用してGETまたはHEADリクエストを構成して、ターゲットの可用性をテストします。結果(JSON)には、HTTPステータス・コードおよびDNS参照、接続およびレスポンスのタイミングが含まれます。HTTPモニターおよびHTTPオンデマンド・プローブを参照してください。
  • HTTPS -暗号化されたHTTPS GETまたはHEADリクエストを構成して、セキュアなホスト・ターゲットの可用性をテストします。デフォルト・ポート: 443結果(JSON)には、HTTPステータス・コードおよびDNS参照、接続およびレスポンスのタイミングが含まれます。HTTPモニターおよびHTTPオンデマンド・プローブを参照してください。
  • ICMP - ICMPエコー・リクエストのpingを構成します。結果には、ラウンド・トリップ時間(RTT)が含まれます。PingモニターおよびPingオンデマンド・プローブを参照してください。
  • TCP - 指定したエンドポイントへのTCPハンドシェイクを構成します。結果には、ラウンド・トリップ時間(RTT)が含まれます。PingモニターおよびPingオンデマンド・プローブを参照してください。
    ノート

    この接続のテストはコストがかかる可能性があるため、必ずエンドポイントを所有してください。