ユーザー資格証明の使用

Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management (IAM)では、次のようないくつかのタイプの資格証明を管理できます:

  • コンソール・パスワード: コンソールにサインインするためにOracle Cloud Infrastructureと対話するためのユーザー・インタフェースです。ユーザー名およびコンソール・パスワードを使用して、クラウド・アカウント/テナンシおよびアイデンティティ・ドメインにサインインします。フェデレーテッド・ユーザーは、アイデンティティ・プロバイダを介してサインインするため、コンソール・パスワードを保有できません。アイデンティティ・プロバイダによるフェデレートを参照してください。サインインの詳細は、最初のサインインを参照してください。
  • API署名キー(PEM形式):認証が必要なAPIリクエストの送信用です。
  • 認証トークン:サード・パーティAPIを使用した認証に使用できる、Oracle生成のトークン。たとえば、Recovery Manager (RMAN)を使用してOracle Database System (DBシステム)データベースをオブジェクト・ストレージにバックアップする場合は、Swiftクライアントによる認証に認証トークンを使用します。
  • 顧客秘密キー: オブジェクト・ストレージでAmazon S3 Compatibility APIを使用する場合。Amazon S3互換APIを参照してください。
  • OAuth 2.0クライアント資格証明: OAuth 2.0認可を使用するサービスのAPIと対話する場合。OAuth 2.0クライアント資格証明を参照してください。
  • SMTP資格証明:電子メール配信サービスを使用する場合。
  • IAMデータベース・パスワード: ユーザーは、IAMユーザー・プロファイルのデータベース・パスワードを作成および管理し、そのパスワードを使用してテナンシ内のデータベースに対する認証を行うことができます。IAMデータベース・ユーザー名およびパスワードの作業を参照してください。
  • IAMデータベース・ユーザー名: ユーザーがデータベースの独自のユーザー名を作成および管理し、必要に応じて代替ユーザー名を作成します。IAMデータベース・ユーザー名およびパスワードの作業を参照してください。
重要

API署名キーは、コンピュート・インスタンスへのアクセスに使用するSSHキーとは異なります(セキュリティ資格証明を参照)。API署名キーの詳細は、必須キーおよびOCIDを参照してください。インスタンスSSHキーの詳細は、キー・ペアの管理を参照してください。