MQL式での問合せのネスト
モニタリングのメトリック・データを問い合せるために、単一のMQL式に複数の問合せをネストします。
ネストした問合せでは、アラームの部分は先頭(カッコで囲まれた部分)に表示され、その後にオプションのグループ・ファンクションおよび必須の統計が続きます。
問合せのトラブルシューティングについては、問合せのトラブルシューティングを参照してください。
例
- 例1: CPU使用率が80%を超えるホストの合計
-
(CpuUtilization[1m].max() > 80).grouping().sum()
- 例2: 成功率が0.99未満の可用性ドメインの合計
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(SuccessRate[1m].groupBy(availabilityDomain).mean() < 0.99).grouping().sum()
- 例3: 稼働時間がゼロより大きいホストの数
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(metric[1h].groupBy(host).min() > 0).grouping().count()
この項では、「メトリック・エクスプローラ」ページで単一のMQL式内に問合せをネストする方法について説明します。ネストは拡張モード(MQL)でのみ使用できます。アラーム問合せの編集については、アラーム作成時のMQL式の編集を参照してください。
- 「メトリック・エクスプローラ」ページで「基本問合せの作成」。
- 問合せが開いていない場合は、「問合せの編集」を選択して開きます。
- 「拡張モード」を選択します。
- 「問合せコード・エディタ」ボックスでテキストを編集します。
- 「チャートの更新」を選択します。
メトリック・データを問い合せるには、oci monitoring Metric-data summary-metrics-dataコマンドおよび必須パラメータを使用します。
--query-text
パラメータを使用して、複数の問合せを(MQL式内に)ネストします。oci monitoring metric-data summarize-metrics-data --query-text <mql_expression> [...]
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、モニタリングのコマンドライン・リファレンスを参照してください。
SummarizeMetricsData操作を実行して、メトリック・データを問い合せます。
query
属性を使用して、複数の問合せを(MQL式内で)ネストします。