DRGのアップグレード

Oracle Cloud InfrastructureでDynamic Routing Gateway (DRG)をアップグレードします。

複数のVCNに接続したり、クロステナンシ・ピアリング・シナリオで使用したり、内部ルーティング・ポリシーを変更する前に、2021年6月(または、リージョンに応じて2021年4月)より前に作成されたレガシーDRGをアップグレードする必要があります。このアップグレード・プロセスは、DRGのOCIDを変更しません。詳細は、DRGをアップグレードする前にを参照してください。

ノート

DRGの変更をロールバックすることはできません。DRGをアップグレードすると、サイト間VPNとFastConnectの両方で既存のBGPセッションがリセットされます。

アップグレード・プロセスをモニターしたり、DRGをアップグレードする必要があるかどうかを判断するには、DRGアップグレード・ステータスの検索のステップに従います。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーク」をクリックします。「顧客接続」で、「動的ルーティング・ゲートウェイ」をクリックします。
    2. 「リスト範囲」で、アップグレードするDRGを含むコンパートメントを選択します。
      ページが更新されて、そのコンパートメントのリソースのみが表示されます。使用するコンパートメントが不明な場合は、管理者に問い合せてください。詳細は、アクセス制御を参照してください。
    3. DRGの名前をクリックします。
    4. 「DRGのアップグレード」をクリックします。
      このオプションは、アップグレード可能なレガシーDRGでのみ使用できます。

      アクションを元に戻せないことを示すメッセージが表示されます。

    5. 「DRGのアップグレード」をクリックします。
    6. アップグレードはバックグラウンドで実行されます。アップグレードの実行中は、構成設定の作成を続行できます。アップグレードが完了すると、通知されます。
    7. アップグレードが終了したら、「ページのリフレッシュ」をクリックして新しいDRG機能にアクセスします。
  • レガシーDRGをアップグレードするには、network drg upgradeコマンドと必要なパラメータを使用します:

    oci network drg upgrade --drg-id  ocid  [OPTIONS]

    CLIコマンドのパラメータおよび値のリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • UpgradeDrg操作を実行して、レガシーDRGをアップグレードします。