リスナーのアイドル・タイムアウトの変更

ネットワーク・ロード・バランサ内のリスナーのアイドル・タイムアウトを変更します。

サポートされているリスナー・プロトコルのデフォルトのアイドル・タイムアウト期間は、次のとおりです。

  • TCP: 360秒(6分)。

  • UDP: 120秒(2分)。

  • L3IP: 120秒(2分)。

この時間は、ネットワーク・ロード・バランサの作成時にリスナーを最初に構成するとき、および既存のリスナーの構成を編集するときに調整できます。

TCPおよびUDPのタイムアウト構成とデフォルト値は、L3IPリスナーのTCPおよびUDPプロトコルで引き続き有効です。また、L3IPタイムアウトは、L3IPリスナーの残りのプロトコルを対象とします。

ノート

アイドル・タイムアウトは、CLIまたはAPIを使用してのみ変更できます。

  • このタスクはコンソールを使用して実行できません。

  • リスナーの作成または編集時に、tcp-idle-timeoutudp-idle-timeoutおよびl3-ip-idle-timeoutパラメータを使用して、TCP、UDPおよびL3IPリスナーのアイドル・タイムアウトを構成します。タイムアウト値(秒)を指定します。例:

    oci nlb listener create --name name ... --tcp-idle-timeout 1200

    または

    oci nlb listener update --listener-name listener_name ... --udp-idle-timeout 360

    または

    oci nlb listener update --listener-name listener_name ... --l3-ip-idle-timeout 200

    これらの例では、"600"は600秒または10分です。"360"は6分、"200"は2分40秒です。

    同じコマンドには、複数のタイプのリスナー・アイドル・タイムアウトを含めることができます。
    oci nlb listener update --listener-name listener_name ... -tcp-idle-timeout 1200 --udp-idle-timeout 360

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • CreateListenerまたはUpdateListener操作を実行する場合は、tcpIdleTimeoutおよびudpIdleTimeoutオプションを使用します。この値は秒単位で指定します。