ネットワーク・ロード・バランサのヘルス・ステータス
ヘルス・ステータス・インジケータを使用して、ネットワーク・ロード・バランサとそのリソースの一般的なヘルスをレポートします。
ネットワーク・ロード・バランサ・サービスには、ヘルス・チェック・ポリシーを使用して、ネットワーク・ロード・バランサとそのコンポーネントの一般的なヘルスをレポートするヘルス・ステータス・インジケータがあります。Oracle Cloud Infrastructureコンソールで、ネットワーク・ロード・バランサ、バックエンド・セットおよびバックエンド・サーバーのヘルス・ステータス・インジケータを確認できます。コマンドライン・インタフェース(CLI)やAPIを使用して、この情報を取得することもできます。
次のヘルス・ステータス管理タスクを実行できます:
ネットワーク・ロード・バランサのヘルス・サマリー
ネットワーク・ロード・バランサのバックエンド・セットのOracle Cloud Infrastructureコンソール・リストには、各バックエンド・セットの全体的なヘルスを示すヘルス・ステータス・サマリーが表示されます。ヘルス・ステータス・インジケータには、次のレベルがあります:
-
OK: バックエンド・セットのすべてのバックエンド・サーバーがOKのステータスを返します。
-
警告: 次の条件の両方がtrueです:
-
バックエンド・セットの半数以上のバックエンド・サーバーがOKのステータスを返します。
-
少なくとも1つのバックエンド・サーバーが警告、クリティカルまたは不明のステータスを返します。
-
-
クリティカル: バックエンド・セットの半数未満のバックエンド・サーバーがOKのステータスを返します。
-
不明: 次の条件の少なくとも1つがtrueです:
-
バックエンド・セットの半数より多くのバックエンド・サーバーが不明のステータスを返します。
-
システムがなんらかの理由でメトリックを取得できませんでした。
-
バックエンド・セットにリスナーがアタッチされていません。
-
一般的な問題の検出および修正のガイダンスは、ネットワーク・ロード・バランサのヘルス・チェック・ポリシーを参照してください。
バックエンド・セットのヘルス詳細
バックエンド・セットの「詳細」ページには、ネットワーク・ロード・バランサのバックエンド・セット・リストに表示されるのと同じ「全体的なヘルス」ステータス・インジケータがあります。これには、バックエンド・セットのバックエンド・サーバーによってレポートされる「バックエンド・ヘルス」ステータス値のカウンタも含まれます。
ヘルス・ステータス・カウンタのバッジは次を示します:
-
示されたヘルス・ステータス・レベルをレポートしている子エンティティの数。
-
カウンタが全体的なヘルスに対応している場合、バッジは色で塗りつぶされます。
-
カウンタの値がゼロの場合、バッジは薄い灰色の枠線で囲まれ、色で塗りつぶされません。