オブジェクト・ストレージからのマルチパート・アップロードの削除
Object Storageのコミットされていない、または失敗したマルチパート・アップロードを取り消して削除します。
- ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「オブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージ」で、「バケット」をクリックします。
- 「リスト範囲」の下のリストからコンパートメントを選択します。そのコンパートメント内のすべてのバケットが表形式でリストされます。
- マルチパート・アップロードを削除するバケットをクリックします。バケットの「詳細」ページが表示されます。
- 「リソース」の下の「コミットされていないマルチパート・アップロード」をクリックします。「コミットされていないマルチパート・アップロード」リストが表示されます。コミットされていないか失敗したすべてのマルチパート・アップロードが表形式でリストされます。デフォルトでは、「7日より新しいアップロードの非表示」フィルタが有効になっています。フィルタを無効にして完全なリストを表示します。
- 削除するアップロードを選択し、「削除」をクリックします。コミットされていないマルチパート・アップロードをすべて一括削除するには、ヘッダー行のチェック・ボックスを選択してすべてを選択し、「削除」をクリックします。
- 削除を確認します。
バケット内のコミットされていないマルチパート・アップロードまたは失敗したマルチパート・アップロードを取り消して削除するには、oci os multipart abortコマンドと必要なパラメータを使用します:
oci os multipart abort --bucket-name bucket_name --object-name object_name --upload-id upload_ID [OPTIONS]
例:
oci os multipart abort --bucket-name MyBucket --object-name MyObject --upload-id 0b7abd48-9ff2-9d5f-2034-63a02fdd7afa WARNING: Are you sure you want to permanently remove this incomplete upload? [y/N]: y
ヒント
CLIインタフェースから、削除リクエストを確認するよう求められます。確認プロンプトを表示せずに削除するには、
--force
フラグを使用します。コミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを自動的に削除するライフサイクル・ポリシーを作成することもできます。詳細は、オブジェクト・ライフサイクル管理を参照してください。
コミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードのすべてのパートを削除するには
#!/bin/bash BUCKET=$1 oci os multipart list --bucket-name $BUCKET | \ jq -c '.data | map({'o': .object, 'i': ."upload-id"}) | .[]' | \ while read JSON; do OBJECTNAME=$(echo $JSON | jq '.o' | sed -e 's/\"//g;') UPLOADID=$(echo $JSON | jq '.i' | sed -e 's/\"//g;') echo Removing Object name $OBJECTNAME, ID $UPLOADID oci os multipart abort --bucket-name $BUCKET \ --object-name $OBJECTNAME \ --upload-id $UPLOADID \ --force done
コミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを自動的に削除するライフサイクル・ポリシーを作成することもできます。詳細は、オブジェクト・ストレージのオブジェクト・ライフサイクル管理を参照してください。
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
AbortMultipartUpload操作を実行して、バケット内のコミットされていないマルチパート・アップロードまたは失敗したマルチパート・アップロードを取り消して削除します。
詳細は、マルチパートAPIの使用を参照してください。