オブジェクト・ストレージ・バケットのオブジェクト・バージョニングの管理
オブジェクト・ストレージ・バケットのオブジェクト・バージョニングを有効化または一時停止します。
デフォルトでは、バケットの作成時にオブジェクト・バージョニングは有効になりません。既存のバケットでオブジェクト・バージョニングを有効にできます。この機能が有効になっているバケットでオブジェクト・バージョニングを一時停止することもできます。バージョニングは、バケットで有効にした後は無効にできません。バージョニングは一時停止のみ可能です。
- ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「オブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージ」で、「バケット」をクリックします。
- 「リスト範囲」の下のリストからコンパートメントを選択します。そのコンパートメント内のすべてのバケットが表形式でリストされます。
- オブジェクト・バージョニングを有効にするバケットをクリックします。バケットの「詳細」ページが表示されます。
- 「機能」で、「オブジェクト・バージョニング」を見つけます。オブジェクトのバージョニングが「有効」としてリストされている場合、それ以上のアクションは必要ありません。オブジェクトのバージョニングが「無効」または「一時停止」としてリストされている場合は、「編集」をクリックします。「オブジェクト・バージョニング」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 「バージョニングの有効化」をクリックします。
これで、バケットでオブジェクト・バージョンが有効になりました。バケットにアップロードされた後のオブジェクトはすべてバージョニングされます。
バケット内のオブジェクト・バージョニングを有効化または一時停止するには、oci os bucket updateコマンドおよび必須パラメータを使用します。
versioning
パラメータと、Enabled
またはSuspended
のいずれかの値を含めます。oci os bucket update --name bucket_name --versioning [Enabled | Suspended] [OPTIONS]
例:
oci os bucket update --name MyBucket --versioning Enabled { "data": { "approximate-count": null, "approximate-size": null, "compartment-id": "ocid1.compartment.oc1..aaaaaaaamnk2ilreg5fkgu7rarfbbhdv3a5ji4eixxgkl4uprbqk6aefv5sq", "created-by": "ocid1.user.oc1..aaaaaaaah46lg3ueuftovn3urjgstlg4laxnre3djelu5jxy5uaqhgy7acgq", "defined-tags": { "Financials": { "key1": "nondefault" } }, "etag": "b8578b95-f37f-401f-ac4f-057b980ef680", "freeform-tags": {}, "id": "ocid1.bucket.oc1.phx.aaaaaaaabez242beorntix2tb4qfure2x7n3vpfmarcfqscrtgh3hplacg5q", "is-read-only": false, "kms-key-id": null, "metadata": {}, "name": "MyBucket", "namespace": "MyNamespace", "object-events-enabled": false, "object-level-audit-mode": "Disabled", "object-lifecycle-policy-etag": null, "public-access-type": "NoPublicAccess", "replication-enabled": false, "storage-tier": "Standard", "time-created": "2020-03-25T05:27:12.373000+00:00", "versioning": "Enabled" }, "etag": "b8578b95-f37f-401f-ac4f-057b980ef680" }
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
UpdateBucket操作を実行します。バケットでオブジェクト・バージョニングを有効化または一時停止するかどうかに応じて、
versioning
属性にEnabled
値またはSuspended
値を含めます。