オブジェクト・ストレージ・バケットのオブジェクト・バージョニングの管理

オブジェクト・ストレージ・バケットのオブジェクト・バージョニングを有効化または一時停止します。

デフォルトでは、バケットの作成時にオブジェクト・バージョニングは有効になりません。既存のバケットでオブジェクト・バージョニングを有効にできます。この機能が有効になっているバケットでオブジェクト・バージョニングを一時停止することもできます。バージョニングは、バケットで有効にした後は無効にできません。バージョニングは一時停止のみ可能です。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「オブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージ」で、「バケット」をクリックします。
    2. 「リスト範囲」の下のリストからコンパートメントを選択します。そのコンパートメント内のすべてのバケットが表形式でリストされます。
    3. オブジェクト・バージョニングを有効にするバケットをクリックします。バケットの「詳細」ページが表示されます。
    4. 「機能」で、「オブジェクト・バージョニング」を見つけます。オブジェクトのバージョニングが「有効」としてリストされている場合、それ以上のアクションは必要ありません。オブジェクトのバージョニングが「無効」または「一時停止」としてリストされている場合は、「編集」をクリックします。「オブジェクト・バージョニング」ダイアログ・ボックスが表示されます。
    5. 「バージョニングの有効化」をクリックします。

    これで、バケットでオブジェクト・バージョンが有効になりました。バケットにアップロードされた後のオブジェクトはすべてバージョニングされます。

  • バケット内のオブジェクト・バージョニングを有効化または一時停止するには、oci os bucket updateコマンドおよび必須パラメータを使用します。versioningパラメータと、EnabledまたはSuspendedのいずれかの値を含めます。

    oci os bucket update --name bucket_name --versioning [Enabled | Suspended] [OPTIONS]

    例:

    oci os bucket update --name MyBucket --versioning Enabled
    {  "data": {
        "approximate-count": null,
        "approximate-size": null,
        "compartment-id": "ocid1.compartment.oc1..aaaaaaaamnk2ilreg5fkgu7rarfbbhdv3a5ji4eixxgkl4uprbqk6aefv5sq",
        "created-by": "ocid1.user.oc1..aaaaaaaah46lg3ueuftovn3urjgstlg4laxnre3djelu5jxy5uaqhgy7acgq",
        "defined-tags": {
          "Financials": {
            "key1": "nondefault"
          }
        },
        "etag": "b8578b95-f37f-401f-ac4f-057b980ef680",
        "freeform-tags": {},
        "id": "ocid1.bucket.oc1.phx.aaaaaaaabez242beorntix2tb4qfure2x7n3vpfmarcfqscrtgh3hplacg5q",
        "is-read-only": false,
        "kms-key-id": null,
        "metadata": {},
        "name": "MyBucket",
        "namespace": "MyNamespace",
        "object-events-enabled": false,
        "object-level-audit-mode": "Disabled",
        "object-lifecycle-policy-etag": null,
        "public-access-type": "NoPublicAccess",
        "replication-enabled": false,
        "storage-tier": "Standard",
        "time-created": "2020-03-25T05:27:12.373000+00:00",
        "versioning": "Enabled"
      },
      "etag": "b8578b95-f37f-401f-ac4f-057b980ef680"
    }
    

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • UpdateBucket操作を実行します。バケットでオブジェクト・バージョニングを有効化または一時停止するかどうかに応じて、versioning属性にEnabled値またはSuspended値を含めます。