Roving Edge Infrastructureのデータ同期

Roving Edge Infrastructureデバイス上のバケットとOracle Cloud Infrastructureテナンシでのオブジェクト・ストレージ・データの転送を管理する方法について学習します。

Roving Edge Infrastructureのデバイスは、接続、半接続、クラウドからの切断を一度に数日または数週間行うように設計されていますが、Roving Edge InfrastructureのデバイスとOracle Cloud Infrastructureのテナンシ間のデータの同期は、定期的に行う必要がある重要なタスクです。

同期は次の方法で実行できます。

  • Roving Edge Infrastructureデバイス・バケットからOracle Cloud Infrastructureバケット: 処理および長期ストレージのためにデータをOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ・バケットにアップロードし、デバイス上の領域を解放します。

  • Oracle Cloud InfrastructureバケットからRoving Edge Infrastructureのデバイス・バケット: Oracle Cloud Infrastructureテナンシのオブジェクト・ストレージ・バケットに存在するデータをデバイスにダウンロードします。また、デバイスとそのブラウザベースのユーザー・インタフェースのシステム・ファイルを更新します。

ノート

2つのタスクと、Oracle Cloud InfrastructureおよびRoving Edge Infrastructureデバイスで使用される同じオブジェクト・ストレージ・バケットを使用して双方向同期を設定することはできません。

ノート

Roving Edge Infrastructureデバイスで使用できるオブジェクトの最大サイズは、10 TiBです。オブジェクト・ストア・ワークロード内のオブジェクト、またはサイズが10 TiBを超えるカスタム・イメージは、データ同期に含まれません。

次に、双方向データ同期を実行するための前提条件のタスクを示します:

  • インターネットまたはFastConnectを使用して、Roving Edge Infrastructureデバイスをローカル・サイト・ネットワーク(サイト本社など)に接続します。

  • インターネットまたはFastConnectを使用してOracle Cloud Infrastructureリージョンへのルーティングを提供します。

  • デバイスのプロビジョニング時にRoving Edge Infrastructureデバイスにプリロードする必要があるデータを含むOracle Cloud Infrastructure上のオブジェクト・ストレージ・バケットを指定します。

    転送データのソースまたは宛先になるように個別のバケットを構成します。バケットの同じペアがバケットおよびソースとしてロールを戻す双方向タスクまたはタスクを持つことはできません。

    ノート

    2つのタスクと、Oracle Cloud InfrastructureおよびRoving Edge Infrastructureデバイスで使用される同じオブジェクト・ストレージ・バケットを使用して双方向同期を設定することはできません。

次のデータ同期タスクを実行できます: