ASNステアリング・ポリシーの作成

自律システム番号(ASN)に基づいてDNSトラフィックを制御するASNトラフィック管理ステアリング・ポリシーを作成します。

機能の概要およびASNステアリング・ポリシーの詳細は、「トラフィック管理の概要」を参照してください。

1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」を選択します。「DNS管理」で、「トラフィック管理ステアリング・ポリシー」を選択します。
2. 「リスト・スコープ」で、ポリシーを作成するコンパートメントを選択します。
3. 「トラフィック管理ステアリング・ポリシーの作成」を選択します。
4. 「ポリシー・タイプ」で、「ASNステアリング」を選択します。
5. 次の情報を入力します:
  
  ポリシー名:ポリシーを識別する一意の名前。機密情報の入力は避けてください。
  
  ポリシーTTL:ステアリング・ポリシーからのレスポンスの存続時間。指定しない場合は、この値が設定されます。
  
  最大回答数:ポリシーに対して返された最大回答数。優先度ベースのポリシーでは、最初に有効な回答が戻されます。
  
  アンサー・プール:アンサー・プールには、DNS問合せへのレスポンスとして提供されるアンサー・グループが含まれます。
  
  回答プール名:: ステアリング・ポリシー内で一意の、回答プールのユーザー名。機密情報の入力は避けてください。
  
  名前:: 回答を識別する一意の名前。機密情報の入力は避けてください。
  
  タイプ:回答として指定されるレコード・タイプ。
  
  データ:回答として追加する有効なドメイン名またはIPアドレス。
  
  適格:回答が問合せのレスポンスでプール内で使用可能であることを示すには、チェックボックスを選択します。または、「アクション」メニュー(3つのドット)を選択し、「プールのアンサーを適格としてマーク」または「プールのアンサーを不適格としてマーク」を選択します。
  
  ASNステアリング・ルール:ポリシーで提供される回答の優先度は、ASNステアリング・ルールによって指定されます。プライマリの回答が利用できない場合、トラフィックはリスト内の次の回答に渡されます。
  
  ASN:DNSトラフィックを分散するために使用する自律システム番号(ASN)を入力します。
  
  プールの優先度:回答が提供される優先度を選択します。
  
  グローバル・キャッチオール:グローバル・キャッチオールの追加により、追加した指定ルールと一致しない問合せの回答プールを指定できます。「グローバル・キャッチオールの追加」を選択して、プールの優先度を選択します。
  
  ヘルス・チェックのアタッチ:ポリシーに含める既存のヘルス・チェックを選択するか、新規ヘルス・チェックを追加するか、「なし」を選択します。
  
  ドメインのアップロード: ポリシーにアタッチするドメイン名およびドメインOCID。必要に応じて、さらにドメインを追加できます。
6. (オプション)「拡張オプションの表示」を選択して、ポリシーにタグを適用します。
  リソースを作成する権限を持つ場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する許可が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。後でタグを適用できます。
7. 「ポリシーの作成」を選択します。
steering-policy createコマンドおよび必須パラメータを使用して、ASNステアリング・ポリシーを作成します:
oci dns steering-policy create --compartment-id compartment_id --display-name policy_name --template ROUTE_BY_ASN ... [OPTIONS]
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンドライン・リファレンスを参照してください。
CreateSteeringPolicy操作を実行して、ASNステアリング・ポリシーを作成します。TemplateTypeパラメータをROUTE_BY_ASNとして指定します。

See Traffic Management Steering Policies API Guide for more information on using the API to create steering policies.

Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

ASNステアリング・ポリシーの作成