SDDCの編集
VMwareソリューションでSDDCを編集します。表示名、SSHキー、VMwareソフトウェア・バージョン、SDDCが使用するVLANなど、SDDCのプロパティを更新できます。
SDDCのプロビジョニング後にVMwareソフトウェアのバージョンを変更した場合、新しいバージョンは、SDDCに追加するESXiホストでのみ使用されます。既存のホストのソフトウェア・バージョンは変更されません。
OCIコンソール、APIまたはCLIを使用してSDDCに加えた変更は、vCenterでは自動的には行われません。たとえば、ソフトウェア・バージョンまたはSSHキーを変更した場合、その変更は、SDDCに追加するESXiホストにのみ適用されます。既存のホストでこれらのプロパティを変更するには、vCenterで適用可能な更新を手動で行う必要があります。
- ナビゲーション・メニューを開き、「ハイブリッド」をクリックし、「VMwareソリューション」をクリックします。
- 編集するSDDCの名前をクリックします。リストされたSDDCが表示されない場合は、正しいコンパートメントが選択されていることを確認してください。
- 「SDDCの編集」をクリックします。
- (オプション) SDDCの基本情報を変更します:
- SDDC名: SDDCのわかりやすい名前を入力します。この名前は、リージョン内のすべてのコンパートメントで、作成中、アクティブまたは更新中の状態にあるすべてのSDDC全体で一意である必要があります。名前は1から22文字の長さとし、文字で始める必要があります。英数字とハイフン(-)のみを使用できます。ハイフンを連続させることはできません。名前では大文字と小文字は区別されません。たとえば、"test"と"Test"は同じ名前として扱われます。機密情報を入力しないでください。
- VMwareソフトウェアのバージョン: 新しいESXiホストにインストールするVMwareソフトウェアのバージョンを選択します。VMwareソフトウェア・バンドルにはvSphere、vSAN、NSXおよびvCenterコンポーネントが含まれますが、ここで指定する新しいバージョンはvSphereバージョンのみです。この更新は、vSAN、NSXまたはvCenterコンポーネントのバージョンには影響しません。
- SSHキー: SSHキーの公開キー部分を指定します。このキーは、ESXiホストへのリモート接続に必要です。
- (オプション) SDDCのコンポーネントによって使用されるVLANを変更します:
- 「リソース」で、「SDDCネットワーク」をクリックします。
- 「VLAN」タブで、「VLANの変更」をクリックします。
- 適用可能な変更を行います詳細は、VLANを参照してください。
- (推奨)「vSphere Client」リンクをクリックしてvCenterに移動し、コンソールで変更したSDDCプロパティに対して適切な更新を行います。このタスクは、すぐに実行することも、変更を保存してから実行することもできます。
- 「変更の保存」をクリックします。
SDDCを更新するには、sddc updateコマンドと必要なパラメータを使用します:
oci ocvs sddc update --nsx-edge-up1-id nsx_edge_up1_id --nsx-edge-up2-id nsx_edge_up2_id --nsx-edge-vtep-id nsx_edge_vtep_id --nsx-vtep-id nsx_vtep_id --sddc-id sddc_OCID --vmotion-id $vmotion_id --vmware-version vmware_version --vsan-id vsan_id --vsphere-id vsphere_id [OPTIONS]
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンドライン・リファレンスを参照してください。
SDDC情報を編集するには、UpdateSddc操作を実行します。