ジョブの作成

異常検出での異常の検出を自動化するジョブを作成します。

  • 前提条件:

    非同期異常検出ジョブで使用するトレーニング済モデルを含むプロジェクトが必要です。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「アナリティクスとAI」をクリックします。「AIサービス」で、「異常検出」をクリックします。
    2. 左側のナビゲーション・メニューで、「プロジェクト」をクリックします。
    3. ジョブを作成するプロジェクトを含むコンパートメントを選択します。
    4. プロジェクトの名前をクリックします。

      プロジェクトの詳細ページが開きます。

    5. 「詳細」「ジョブ」をクリックします。
    6. 「ジョブの作成」をクリックします。
    7. (オプション)リソースの一意の名前(255文字の制限)を入力します。名前を指定しない場合、自動的に生成されます。

      次に例を示します:

      aianomalydetection<resource>20230825155844

    8. (オプション)リソースの説明(400文字の制限)を入力します。
    9. このジョブを実行するモデルを選択します。
    10. (オプション)使用する異常検出の感度を0から1の間で選択します。
    11. ジョブに使用する入力要求タイプを選択します。
      • インライン:

        JSONまたはCSVファイルを「ファイル」ボックスにドラッグするか、「ファイルの選択」を使用してローカル・ドライブを検索して選択します。

      • オブジェクト・ストア:

        検出データ・ファイルを含むオブジェクト・ストレージ・バケットを選択し、このジョブに使用するファイルを選択します。CSVファイルのみがサポートされています。

        「追加入力バケット」をクリックしてさらに選択すると、複数の入力バケットおよび検出データファイルを使用できます。

    12. 出力ファイルを格納するオブジェクト・ストレージ出力バケットを選択します。

      ネームスペースには、ジョブが作成されているテナンシが表示されます。

    13. (オプション)結果を容易に識別するために使用する接頭辞を入力します。

      たとえば、myModelが接頭辞の場合、結果ファイルはmyModel/results-file.jsonです。

    14. 「ジョブの作成」をクリックします。

      非同期ジョブ・ステータスは、最初はジョブの実行が開始されるまで「受入れ済」になり、次に「進行中」になります。ジョブが終了すると、ステータスが「成功」に変わります。ジョブの実行にかかる時間は、検出データセットのサイズによって異なります。

    15. 完了した非同期ジョブをクリックして詳細を表示し、ジョブ結果を確認します。

      異常検出結果ファイルは、選択したオブジェクト・ストレージ出力バケット内の別のフォルダに保存されます。ファイル名には、<model-OCID>/<output_bucket_name>ネーミング規則が使用されます。

      • <model-OCID>は、異常検出モデルのOCIDです。

      • <output_bucket_name>は、オブジェクト・ストレージ・バケット名です。

      • 異常検出結果ファイル名は、-resultsという接尾辞が付いた検出データセット・ファイル名と同じです。

  • oci anomaly-detection data-asset createコマンドおよび必須パラメータを使用して、コンパートメントにジョブを作成します:

    oci anomaly-detection detect-anomaly-job create --compartment-id <compartment-id>, -c [<name>] ... [OPTIONS]
    oci anomaly-detection detect-anomaly-job create-detect-anomaly-job-embedded-input-details --compartment-id <compartment-id>, -c [<name>] ... [OPTIONS]
    oci anomaly-detection detect-anomaly-job create-detect-anomaly-job-inline-input-details --compartment-id <compartment-id>, -c [<name>] ... [OPTIONS]
    oci anomaly-detection detect-anomaly-job create-detect-anomaly-job-object-list-input-details --compartment-id <compartment-id>, -c [<name>] ... [OPTIONS]
    oci anomaly-detection detect-anomaly-job create-detect-anomaly-job-object-store-output-details --compartment-id <compartment-id>, -c [<name>] ... [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • CreateDetectAnomalyJob操作を実行してジョブを作成します。