ビッグ・データ・サービスでのパッチ適用

ビッグ・データ・サービス・クラスタのパッチ適用。

前提条件:

  • 「ネットワーク・リソースの作成」の説明に従ってNATゲートウェイ・オプションをfalseに設定してビッグ・データ・サービス・クラスタを作成した場合は、使用しているVCNに、OCIオブジェクト・ストレージ・バケットへのアクセスを許可する明示的なルートが追加されたサービス・ゲートウェイが構成されていることを確認してください。詳細は、サービス・ゲートウェイを参照してください。
  • 各リージョンのYUMリポジトリへのすべてのアクセスを許可するには、このアクセスがすべてのノードで付与されている必要があります。

    各リージョンの接続を有効にする正確なYUM URL: https://yum.<region-identifier>.<realm-domain>

    OC1のリージョン識別子は、リージョンおよび可用性ドメインにあります

    OC1のレルム・ドメインはoci.oraclecloud.comです

  • OSパッチをインストールするには、各クラスタ・ノードのルート・ボリュームに10 GB以上の空き領域が必要です。

ソフトウェアのバージョン

  • バージョン通貨を維持するには、ソフトウェアのバージョンを最新の状態に保つ必要があります。また、最新のパッチが利用可能になったらすぐに適用することをお薦めします。
  • ビッグ・データ・サービスで発生したパフォーマンス、機能、可用性またはセキュリティの問題は、以前のバージョンの実行によるものではありません。

パッチ適用アップグレード

  • ビッグ・データ・サービスのパッチは定期的にロールアウトされます。製品のサポートを維持するために、3か月から4か月以内に最新のパッチを適用することをお薦めします。パッチを遅らせると、お客様のサービスが、今後のパッチ適用およびアップグレードのサポートを受けられなくなります。
  • ほとんどのパッチ適用操作はローリング操作であるため、パッチ適用プロセス中もサービスは引き続き機能します。
  • パッチは累積されます。つまり、最新のパッチには、以前のパッチに含まれている更新がすべて含まれます。