Kubernetesクラスタ環境の作成

Kubernetes Engine (OKE)クラスタ・ターゲット環境への参照を作成します。

開始する前に、Kubernetesエンジン・クラスタを作成する必要があります。プライベートOKE環境に固有のIAMポリシーの作成については、環境ポリシーを参照してください。

Oracle Cloudコンソール、REST APIおよびCLIを使用したDevOpsへのアクセスについては、DevOpsへのアクセスを参照してください。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします。「DevOps」で、「プロジェクト」をクリックします。
    2. DevOpsプロジェクト・ページで、既存のプロジェクトを選択するか、DevOpsプロジェクトを作成します。
    3. プロジェクトの詳細ページで、左側の「環境」をクリックします。
    4. 「環境」ページで、「環境の作成」をクリックします。
    5. 「基本情報」セクションで、次の詳細を指定し、「次」をクリックします:
      • 環境タイプとして「Oracle Kubernetesエンジン」を選択します。
      • 環境の名前を入力します。
      • (オプション)環境の説明を追加します。
      • (オプション)環境にタグを追加するには、「タグ付けオプションの表示」をクリックします。タグ付けとは、テナンシ内のリソースを整理およびトラッキングできるメタデータ・システムです。

        リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを追加する権限もあります。

        定義済タグを追加するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。

        詳細は、リソース・タグを参照してください。

    6. 「環境の詳細」セクションで、クラスタが存在するリージョンを選択します。
    7. クラスタが存在するコンパートメントを選択します。
    8. OKEクラスタを選択します。パブリック・クラスタまたはプライベート・クラスタを選択できます。
      ノート

      プライベート・エンドポイントでは、IPv6対応サブネットはサポートされていません。

      特定のタイプのトラフィックを許可するようにセキュリティ・ルールを構成できます。イングレス・ルールの場合、ソースおよびソース・タイプを指定する必要があります。指定するソースは、選択したソース・タイプによって異なります。ソース・タイプは、Classless Inter-Domain Routing (CIDR)、ネットワーク・セキュリティ・グループまたはサービスです。セキュリティ・ルールの定義の詳細は、セキュリティ・ルールを参照してください。

      パブリック・エンドポイントの場合、OracleサービスCIDRラベルを使用して、OKE APIサーバー・アクセスをデプロイメント用のDevOpsサービスのみに制限できます。例: all-phx-services-in-oracle-services-networkは、米国西部(フェニックス)リージョン内のOracle Services NetworkでサポートされるサービスのすべてのCIDRを表すサービスCIDRラベルです。詳細は、Oracleサービスへのアクセスを参照してください。

      プライベート・クラスタは、インバウンドまたはアウトバウンドのパブリック・インターネット接続からノードを分離します。

      ノート

      プライベート・クラスタを選択して環境参照を作成した場合、パブリック・クラスタに再度変更することはできません。
      1. プライベート・クラスタを選択した場合は、ノード・プールのサブネットなど、Kubernetes APIエンドポイントへのネットワーク・アクセスを持つVCNおよびサブネットを選択します。Kubernetesクラスタの作成を参照してください。
        クラスタの作成にクイック作成ワークフローを使用している場合は、ワークフローによって提供されるデフォルトのVCNおよびサブネットを選択します。
      2. (オプション)ネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)を選択します。複数のNSGを追加できます。
    9. 「環境の作成」をクリックします。

    Kubernetesクラスタ環境への参照が作成されます。デプロイメント・パイプラインを作成して、Kubernetes Engine (OKE)クラスタにアーティファクトをデプロイできます。

  • Kubernetesクラスタ環境への参照を作成するには、create-oke-cluster-environmentコマンドを実行します:

    oci devops deploy-environment create-oke-cluster-environment

    create-oke-cluster-environmentコマンドの必須パラメータ:

    • --cluster-id
    • --project-id

    deploy-environmentのすべてのコマンドを取得するには:

    oci devops deploy-environment -h

    create-oke-cluster-environmentコマンドのヘルプを取得するには:

    oci devops deploy-environment create-oke-cluster-environment -h
  • Kubernetesクラスタ環境への参照を作成するには、CreateDeployEnvironment操作を使用します。deployEnvironmentType属性には、OKE_CLUSTER値を指定します。