デプロイメントのロールバック

DevOpsでは、デプロイメントは自動または手動でロールバックできます。

自動ロールバック

クラスタまたはインスタンス・グループのデプロイメント・パイプラインを作成する場合は、「自動ロールバック」オプションを選択できます。検証に失敗すると、リリースは自動的にロールバックされます。ステージが失敗した場合、最後に成功したリリース・バージョンがデプロイされます。自動ロールバック中、他の進行中のステージは実行を継続しますが、新しいステージは実行できず、デプロイメントは「失敗」として完了します。

デプロイメントの手動ロールバック

デプロイメントの完了後、ステージを以前の正常なデプロイメント・バージョンに手動でロールバックするか、パイプライン・デプロイメントを再実行できます。

Oracle Cloudコンソール、REST APIおよびCLIを使用したDevOpsへのアクセスについては、DevOpsへのアクセスを参照してください。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします。「DevOps」で、「プロジェクト」をクリックします。
    2. DevOps「プロジェクト」ページで、プロジェクトを選択し、左側のメニューで「デプロイメント・パイプライン」をクリックします。
    3. デプロイメント・パイプラインを選択し、「デプロイメント」タブをクリックします。
    4. ロールバックするデプロイメントを選択します。
    5. ロールバックするステージの右上隅にある「アクション」メニュー(アクション・メニュー)をクリックし、「手動ロールバック」を選択します。
      ノート

      ブルー/グリーン・インスタンス・グループ・デプロイメントの場合、手動ロールバックはブルー/グリーン・トラフィック・シフト・ステージに対してのみ許可されます。ロールバックの「アクション」メニューから「トラフィック・シフトを元に戻す」を選択します。
    6. ステージに関連付けられたパラメータおよびアーティファクトを確認します。
    7. ロールバック先の以前のデプロイメント・ステージを選択するには、「デプロイメントの選択」をクリックします。
    8. デプロイメントを選択し、「変更の保存」をクリックします。
    9. 「ロールバック・ステージ」をクリックします。

    パイプラインで選択したステージのデプロイメントが正常にロールバックされます。パイプラインの単一ステージのロールバックは新しいデプロイメントとみなされ、デプロイメント中にその特定のステージについてのみスナップショットが提供されます。

    ロールバックの失敗は、ステージ・タイプによって異なります。たとえば、グループ内の多くのホストに障害が発生した場合、インスタンス・グループ・デプロイメント・ステージのロールバックに失敗することがあります。失敗は、インスタンス・グループ・デプロイメント・パイプラインの作成時に定義されたロールアウト・ポリシーにも依存します。

  • パイプラインの単一のステージを再デプロイするには、create-single-stage-redeploymentコマンドを実行します:

    oci devops deployment create-single-stage-redeployment --deployment-id

    パイプラインの単一のステージをデプロイするには、create-single-stage-deploymentコマンドを実行します:

    oci devops deployment create-single-stage-deployment --deployment-id

    deploymentのすべてのコマンドを取得するには:

    oci devops deployment -h
  • パイプラインの単一のステージを再デプロイするには、CreateDeployment操作を使用します。