生成AIエージェントのオブジェクト・ストレージのガイドライン

OCI生成AIエージェントでデータを使用できるようにするには、次のデータ・オプションがあります:

  • オブジェクト・ストレージ・データ: データ・ファイルをOCIオブジェクト・ストレージにアップロードし、生成AIエージェントがデータを自動的に収集できるようにします。このオプションは、サービス管理です。データ・ファイルがオブジェクト・ストレージにある場合は、このトピックを確認してください。
  • OpenSearchデータ: エージェントが使用するOpenSearchデータを使用して、独自の(BYO)取り込みおよび索引付けされたOCI検索を使用します。このオプションがある場合は、このトピックをスキップしてください。
  • Oracle Databaseベクトル・ストア: Oracle Base Database 23aiまたはAutonomous Database 23aiベクトル・ストアから生成AIエージェントに独自の(BYO)ベクトル埋込みを使用します。このオプションがある場合は、このトピックをスキップしてください。

OCI生成AIエージェントで生成AIエージェント・データ・ソース用にデータを準備するには、次のガイドラインに従います。

  • データ・ソース: 生成AIエージェントのデータは、ファイルとしてオブジェクト・ストレージ・バケットにアップロードする必要があります。
  • バケット数: データ・ソースごとに許可されるバケットは1つのみです。
  • サポートされているファイル・タイプ: PDFおよびtxtファイルのみがサポートされます。
  • ファイル・サイズ制限: 各ファイルは100MB以下にする必要があります。
  • PDFコンテンツ: PDFファイルには、イメージ、チャートおよび参照表を含めることができますが、これらは8MBを超えないようにする必要があります。
  • チャートの準備: ラベル付き軸の2次元であるかぎり、チャートに特別な準備は必要ありません。モデルは、明示的な説明なしにチャートに関する質問に答えることができます。
  • 表の準備: 複数の行および列を含む参照表を使用します。たとえば、エージェントは「制限」ページで表を読み取ることができます。
  • URL: PDFドキュメントに存在するすべてのハイパーリンクが抽出され、チャット・レスポンスにハイパーリンクとして表示されます。
  • データの準備ができていません: データがまだ使用できない場合は、データ・ソースの空のフォルダを作成し、後で移入します。このようにして、フォルダの移入後にデータをソースに取り込むことができます。
ノート

ベータ版の顧客:

ベータ・フェーズでナレッジ・ベースを作成した場合は、URL処理機能が動作するように、データ・ソースを削除して再作成する必要がある場合があります。

データセットをオブジェクト・ストレージ・バケットに追加する方法については、ドキュメンテーションを参照してください。