パッケージャについて

Oracle Automated CEMLI Executionのコア・ツールであるパッケージャを使用すると、構成、拡張、変更、ローカライゼーションおよび統合(CEMLI)を、Oracle Enterprise Manager (EM)パッチ適用システムおよびマネージド・クラウド・サービス自動変更管理システムを使用してデプロイされるADPatch準拠のCEMLIパッチにバンドルできます。これらのCEMLIパッチは、その後、任意のOracle E-Business Suite環境にデプロイできます。これらのカスタム・パッチをデプロイするには、環境ごとに個別のRFCを作成してスケジュールする必要があります。

パッケージャによって、冗長なプロセスと手動のデプロイメントによって生じるエラーが削減されます。また、CEMLIインストール・スクリプトや詳細なインストール手順を記述する必要がなくなり、開発リソースを効率的に使用できます。

さらに、パッケージャを使用して作成されたパッチは、Oracle E-Business Suiteサービスをホストするサーバーに自動的にコピーされるため、My Oracle Support (MOS)変更要求(RFC)に添付する必要はありません。パッケージャ・パッチは、再ビルドせずにプロビジョニングされた任意の環境にプロモートできます。

各国語サポート(NLS)バージョンが選択された場合、またはNLS固有のファイルが初期ビルドに含まれている場合、NLSバージョンも自動的に生成されます。また、すべてのOracle E-Business Suiteパッチに共通して、パッチ情報はad_applied_patches表およびad_bugs表に保存されます。