パッケージャを使用したカスタム・パッチ・デプロイメントのスケジュール

パッケージャを使用してカスタム・パッチ(CEMLIパッチまたはACEデータ修正)デプロイメントをスケジュールする方法をご紹介します。ACEデータ修正オプションを使用すると、実行中に手動介入や入力パラメータを必要としないデータ修正を促進できます。

ノート

RFCを本番環境にデプロイする前に、非本番環境で新しい各RFCのテスト・デプロイメントを実行する必要があります。

次の状況でRFCを変更するには、パッケージャではなくMOSを使用する必要があります:

  • Webサービスの障害やアプリケーション統合の問題など、なんらかの理由でパッケージャのスケジューリング操作に失敗しました。これにより、RFCが作成されますが、スケジューリングされません。

  • Oracle Automated CEMLI Executionが停止しています。

CEMLIアクティビティを開始するには:
  1. ダッシュボードで、左上隅のハンバーガー・メニュー(3本の水平線)をクリックします。
  2. ナビゲーション・ペインの「CEMLI」で、「実行」をクリックします。

    既存のすべての実行が表示されます。

  3. リストをリフレッシュするには、リフレッシュ・アイコンをクリックします。
  4. 実行を検索するには、検索テキスト・ボックスに検索条件の一部の文字を入力し、[Enter]を押します。

    検索条件の一部の文字を入力して検索できます。これはフリー・テキスト検索です。

  5. 「CEMLIアクティビティの開始」をクリックします。
  6. 「CEMLIの開始」ページで、次のように設定します:
    1. 「ターゲット」リストから、パッチがデプロイされる環境を選択します。このリストには、サポートID (SI)に関連付けられているすべての環境が移入されています。
    2. 「RFCタイプ」ボックスをクリックします。これで、「RFCタイプ」および「RFCサブ・タイプ」が自動入力されます。
    3. 「選択したパッチ番号」フィールドで、プラス・アイコンをクリックします。
    4. 「次のリストからパッチを選択」画面で、RFCに含めるすべてのパッチを選択し、「完了」をクリックします。

      リストの上部にある「選択したパッチ番号」ボックスに、選択したすべてのパッチが表示されます。

    5. 含めるパッチを検索するには、上部にあるフリー・テキスト検索ボックスに検索条件を入力します。

      「CEMLIの開始」ページでは、「選択したパッチ番号」フィールドに選択したパッチの番号が自動的に移入されます。「サマリー」フィールドには、適用するパッチの数が自動的に移入されます。

    6. (本番RFCのみ)「RFCの検索」をクリックします。

      「既存のRFCの検索と選択」ダイアログ・ボックスが開き、非本番インスタンスにすでに正常にデプロイされたRFCの番号を選択できます。

      この情報を指定せず、変更を本番環境に直接デプロイする場合は、「リスク・ステートメント」ダイアログ・ボックスが開き、テストされていないコードを本番インスタンスに直接デプロイすることを確認するように求められます。

    7. 「リスクの受入れ」チェック・ボックスを選択して、CEMLIを適用するリスクを受け入れることを確認し、RFCを作成する前にリスク・ステートメントを読みます。
    8. 「自動スキップ」チェック・ボックスを選択して、パッチの適用中にカスタム・コードが失敗した場合でも、失敗したadworkerを自動的にスキップしてRFCを完了します。
    9. パッチ適用中にカスタム・コードのエラーが発生した場合にRFC実行を停止し、実行を終了するには、「自動停止」チェック・ボックスを選択します。
    10. ホスト・レベルまたはインスタンス・レベルで「バウンス・オプション」を選択します。再起動する必要があるバウンス・サービスに対応する値をリストから選択します。

      (オプション)Apacheキャッシュ・モジュール内のデータを削除する場合は、「Apacheキャッシュのクリア」チェック・ボックスを選択したままにします(デフォルト)。また、EBS 12.2以上では、管理対象サーバーをバウンスする場合は、「管理対象サーバー」チェック・ボックスを選択したままにします(EBS 12.2以上ではデフォルト)。新機能として、「バウンス・サービス」リストで「すべてのアプリケーション」オプションを選択することで、すべてのMTのすべてのアプリケーション・コンポーネントをバウンスできます。

      「バウンス」フィールドには、再起動が必要なホストおよびサービスのデータが自動的に入力されます。パッチの適用後にいずれかのサービスを再起動する必要がある場合、「変更の適用にかかる推定時間」フィールドに表示される推定時間が、自動的に1時間長くなります。

    11. 「顧客ノート」をクリックして、RFCに含めるアクション・プランまたはその他の関連情報を追加します。
    12. 「送信」をクリックします。

      「実行のスケジュール」画面が開きます。

    13. 「後で行う」をクリックすると、「バウンス」ページのリストに戻ります。
    14. 「はい」をクリックすると、15分後にRFCを実行するようスケジュールされます。
    15. 「将来の選択」をクリックすると、「詳細」ページが表示されます。

      RFCが作成され、「実行」ページに表示されます。

  7. RFCの詳細を表示するには、リストからそのRFCをクリックします。

    すべての非本番RFCが実行完了日の降順でリストされます。