データベース・システム・リーダー・エンドポイントの有効化または無効化

複数のノードを持つPostgreSQLデータベース・システムでOCIデータベースのリーダー・エンドポイントを有効にして、すべての読取りレプリカ・ノードに接続を分散する単一のエンドポイントを作成します。

データベース・システムの各ノードは、直接接続およびPSQL問合せの実行に使用されるエンドポイントを提供します。マルチノード・データベース・システムでは、クライアント側のカスタム・ロード・バランシングを実装してすべてのレプリカ・ノードに接続を分散するかわりに、リーダー・エンドポイントを有効にできます。リーダー・エンドポイントへの接続は、データベース・システムの使用可能なレプリカ・ノードに均等に分散されます。データベース・システムに含まれるノードが1つのみの場合、リーダー・エンドポイントへの接続は、データベース・システム内の唯一のノードであるプライマリ・ノードにルーティングされます。

ノート

データベース・システムのリーダー・エンドポイントは、8Gbpsのスループットに制限されます。
重要

既知の問題により、一部の既存のデータベース・システムでリーダー・エンドポイントが有効にならない場合があります。

データベース・システムに複数のレプリカ・ノードが存在する場合、データベース・システムのリーダー・エンドポイントにより可用性が向上します。データベース・システムにノードを追加するには、「ノードの追加」を参照してください。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「データベース」を選択します。PostgreSQLで、「DBシステム」を選択します。
    2. (オプション)「リスト範囲」セクションで、「コンパートメント」を選択します。
    3. リーダー・エンドポイントを有効または無効にするデータベース・システムを選択します。
    4. データベース・システムの詳細ページの「ネットワーク構成」セクションで、「リーダー・エンドポイント」の横にある「編集」を選択します。
    5. リーダー・エンドポイントを有効または無効にするには、「送信」を選択します。
  • oci psql db-system updateコマンドおよび必須パラメータを使用して、データベース・システムのリーダー・エンドポイントを有効または無効にします。

    oci psql db-system update --db-system-id <database_OCID> --network-details <network_details_json> [OPTIONS]

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • networkDetailsおよびisReaderEndpointEnabled属性を指定してUpdateDbSystem操作を実行し、データベース・システムのリーダー・エンドポイントを有効または無効にします。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。