安定性とパフォーマンスの分析

「トランザクション・ステータス」ビューの右上部分のフィルタを使用して、各サービスの安定性とパフォーマンスを分析します。

ステップは次のとおりです。

  • 「ロケーション別ユーザー・エクスペリエンス」オプションを選択すると、Oracle Pulse BTM機能によってモニターされるように特別に構成された組織のサービスで使用可能な各ロケーションの安定性とパフォーマンス・ステータスが表示されます。任意のサービス安定性またはパフォーマンス・ステータス・インジケータをクリックすると、サービス・レベルのトランザクション・リスト・ビューが開き、その場所の相互作用でフィルタされます。

  • 「システム・ステータス: EBiz Suite」オプションを選択します。このオプションは、EBSトランザクションを実行している顧客のみが使用でき、Oracle Pulseによってモニターされる各Oracle E-Business Suiteコンカレント・マネージャおよびコンカレント・プログラム(ジョブ)の安定性とパフォーマンスのステータスを確認します。

    • Oracle E-Business Suiteコンカレント・マネージャは、Oracle Applications内でコンカレント要求およびバッチ処理を管理するように設計されたバックグラウンド・プロセスです。コンカレント・マネージャはそれ自体がコンカレント・プログラムであることに注意してください。

    • Oracle E-Business Suiteコンカレント・プログラム(ジョブ)は、他のコンカレント・プログラムおよびオンライン操作と同時に実行される実行可能ファイルであり、ハードウェア容量を完全に利用します。通常、コンカレント・プログラムは、仕訳の転記やレポートの生成など、長時間実行されるデータ集中型タスクです。

    「サービス」列のハイパーリンクされた値をクリックして、「トランザクション・リスト」ビューをサービス・レベルで開きます。

  • 注意が必要な組織のPeopleSoftバッチ・プロセス(バッチ・ジョブとも呼ばれる)を表示するには、「システム・ステータス: PeopleSoft」オプションを選択します。このオプションは、PeopleSoftトランザクションを実行している顧客にのみ使用できます。履歴コンテキストで現在の状態を設定し、容量を管理するために、さらに調査が必要かどうか、およびリクエストとエラーの履歴を識別するためのプロセスの状態。これは、Oracle Pulseによってモニターされる各PeopleSoftプロセス・スケジューラおよびジョブの安定性とパフォーマンスのステータスを示しています:

    • PeopleSoftプロセス・スケジューラは、アプリケーション開発者、システム管理者およびアプリケーション・ユーザーがPeopleSoftバッチ・プロセスを管理できるようにする一元化されたツールです。アプリケーション・ユーザーがプロセスを実行するリクエストを送信すると、リクエストはすべてのリクエストをリストするデータベース表に入力されます。プロセス スケジューラはテーブルから要求を読み取り、実行中のプログラムを開始します。

    • PeopleSoftバッチ・ジョブは、バッチ・プロセスを実行するリクエストです。

    「サービス」列のハイパーリンクされた値をクリックして、「トランザクション・リスト」ビューをサービス・レベルで開きます。

  • 「システム・ステータス: SOA」オプションを選択して、Oracle PulseのBTM機能によってモニターされる各SOAパーティションの全体的な可用性およびパフォーマンス・ステータスを表示します。可用性はパーティション内のコンポジットのUP/DOWNステータスに基づきますが、パフォーマンスはパーティション内の障害が発生したコンポジットの数に基づきます。

    「サービス」列のハイパーリンクされた値をクリックして、「トランザクション・リスト」ビューをサービス・レベルで開きます。

これらの各サービスおよび場所の安定性とパフォーマンスのステータスは、次に示すように、マウスオーバーツールチップを運ぶインジケータによって説明されます。

  • 赤: これは注意が必要な問題です。

  • オレンジ: 潜在的な問題があります。

  • 緑: すべて予想どおりです。

  • 灰色: このコンポーネントは必要に応じて機能していません。ターゲット・コンポーネントから最近のパフォーマンスおよび安定性のデータを収集することはできません。

  • 黒: このコンポーネントは計画停止中です。