配信不能キュー

Oracle Cloud Infrastructure Queueサービスは、正常に消費されていないメッセージを格納する方法として配信不能キューを提供します。配信不能キューを使用すると、問題のあるメッセージを分離して、失敗の原因を確認できます。

メッセージがキューまたはチャネルから取得されるたびに、配信数が増加します。メッセージの配信試行の失敗回数がキューに定義されている最大配信試行回数を超えると、メッセージはデッド・レター・キューまたはそのチャネルの1つに移動します。配信が失敗した場合、コンシューマは表示タイムアウトが期限切れになる前にメッセージを処理または削除できなかったため、メッセージがキューに戻されました。

コンシューマはキューからのメッセージを処理できないため、メッセージは配信不能キューに移動されます。

キューの最大配信試行回数は、キューの作成時またはその後のこの値の変更時に指定できます。キューを作成すると、デッド・レター・キューが自動的に作成され、キュー内のチャネルには独自のデッド・レター・キューがあります。

メッセージは、デッド・レター・キューに転送された後、その保持期間が過ぎてサービスによって削除されるまで保存されます。メッセージがサービスによって削除される前に、手動で消費できます。