自動クラスタ・バックアップ
OpenSearchを使用したOCI Searchでは、OpenSearchクラスタのバックアップが自動的に作成されます。
バックアップは毎日生成され、ソース・クラスタと同じコンパートメントに格納され、14日間保持されます。この設定は構成できません。手動でバックアップを作成することもできます。
バックアップからクラスタをリストアするには、次の2つのオプションがあります。
クラスタ・バックアップを削除できます。OpenSearchクラスタ・バックアップの削除を参照してください。
IAMポリシー
Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者からポリシーでセキュリティ・アクセス権が付与されている必要があります。コンソールまたは(SDK、CLIまたはその他のツールを使用した) REST APIのどれを使用しているかにかかわらず、このアクセス権が必要です。権限を持っていない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、持っているアクセス権のタイプと作業しているコンパートメントを管理者に確認してください。
手動バックアップ
手動バックアップはオンデマンドの個別バックアップであり、「OpenSearchクラスタ・バックアップの作成」で説明されているステップを使用してすぐに作成できます。
バックアップを手動で作成する場合は、バックアップのソース・クラスタとは異なるコンパートメントにバックアップを作成できます。手動で作成されたバックアップは14日間保持され、自動生成されたバックアップと同じ時間が保持されます。
オプション1。ソース・クラスタへのバックアップのリストア
このオプションを使用すると、既存のクラスタ内のデータを前の時点のスナップショットに戻すことができます。バックアップはソースにのみリストアでき、バックアップをリストアする別のクラスタを選択することはできません。このオプションは、クラスタは問題なく、クラスタ内のデータに問題があるため、データのみをリストアする場合に使用します。ソースOpenSearchクラスタへのバックアップのリストアを参照してください。
オプション2。新しいクラスタへのバックアップのリストア
このオプションでは、バックアップを別のクラスタにリストアします。バックアップをリストアする前に、新しいクラスタを作成する必要があります。「OpenSearchクラスタの作成」のステップに従って、バックアップからリストアするクラスタの名前ノード構成オプションを指定します。
このオプションは、クラスタ自体に障害が発生し、クラスタを再構築する必要がある場合に使用します。新しいOpenSearchクラスタへのバックアップのリストアを参照してください。