ブランチへのステップの追加
「ディメンションの拡張」などのカスタマイズ・タイプを、既存の未適用のブランチまたは新たに作成するブランチにステップとして追加できます。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「ディメンションの拡張」などのカスタマイズ・タイプを選択します。選択したカスタマイズ・タイプの詳細を追加するためのウィザード・シーケンスが表示されます。
ディメンションの追加
カスタム・ディメンションを作成し、事前作成済またはカスタム・ファクトに結合して、ビジネス要件を満たすように任意のサブジェクト領域にカスタム・ディメンションを追加できます。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「ディメンションの追加」を選択します。 ディメンションを追加するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Add Point of Sale Dimension)を入力し、簡単な説明を追加します。
- ウィザードのステップ2で、スキーマを選択し、「オブジェクト」でディメンション表を選択します。たとえば、COST_CENTER_VIEW1です。 ノート
スキーマまたは表が表示されない場合は、Autonomous Data WarehouseのOAX$OACスキーマに対するSELECT権限が付与されていることを確認してください。たとえば、grant select on <schema>.<table> to OAX$OAC
です。Autonomous Data Warehouseへのカスタマイズ・データのロードを参照してください。選択したディメンション表で使用可能な属性が表示されます。「検索」および「フィルタ」フィールドを使用して、ディメンション表に表示される属性を制限できます。
- ディメンション表から使用する属性を選択し、ターゲット・サブジェクト領域でファクト表と結合するためのキーとして使用する属性を指定します。
- 最後のリフレッシュ以降に、選択した属性のいずれかがソース表で削除または変更された場合、その列が強調表示され、表を更新するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。メッセージで「OK」を選択して、ソース列を再ロードします。ソース列に対する変更を確認する場合は、メッセージで「取消」をクリックし、後で「リフレッシュ」をクリックしてソース列を再ロードします。選択したことのない属性がソース表で削除または変更されている場合は、ソース列のリフレッシュ済リストが表示されます。リフレッシュ中にいずれかのカスタム列で検証に失敗した場合は、失敗の原因を解決して再検証するよう求めるメッセージが表示されます。
- オプション: 「列の作成」をクリックし、次の手順を使用してターゲット・サブジェクト領域のディメンション表に別の列を追加します:
- 「列の作成」に、表示名を入力します。
- 「データ要素」で、選択したディメンション表の物理表からデータ要素を検索します。
- 検索結果から、データ要素をダブルクリックしてテキスト・ペインに配置します。
- 「ファンクション」で、式を使用して列を作成するファンクションを検索します。たとえば、"substring"や"concatenate"などのファンクションを検索して、新しい式ベースの列を作成します。検索結果から、該当する結果をダブルクリックして、中央のテキスト・ペインに追加します。
- 「検証」、「保存」の順にクリックします。
- ウィザードのステップ3で、使用可能なデータ要素を選択し、「選択したデータ要素」ペインにドラッグ・アンド・ドロップしてディメンションの階層を設計し、「次」をクリックします。「選択したデータ要素」ペインで、レベルをクリックしてその主キーを更新し、「プロパティ」ペインでその表示属性を設定します。階層に複数のレベルを追加するには、レベルを右クリックして「子の追加」または「n個の子レベルの追加」を選択します。たとえば、リージョン階層には、レベル1のリージョン合計、レベル2のリージョン、レベル3の国、レベル4の州およびレベル5の都市を含めることができます。
- ウィザードのステップ4で、選択したディメンション表をファクトに結合しない場合は、「結合のスキップ」を選択します。選択したディメンション表をファクトに結合するには、ファクト表、ファクト・キーおよび結合タイプを選択します。「コンテンツ・レベル」をクリックして、ファクトのコンテンツ・レベルを指定します。1つのファクト・キー列を複数のディメンション・キーに結合できます。ノート
結合キー・ペアのデータ型が一致していることを確認してください。データ型は一致しないが続行する場合は、メッセージで「はい」をクリックします。ただし、データ型を絶対に一致させることができない場合、サーバー側の検証ではその結合が完全に拒否されるため、ファクトリ・データ型と一致するようにカスタム・キー列のデータ型を変更する必要があります。 - オプション: 「ファクト表の追加」をクリックして、ディメンションをリンクする別のファクト表を選択し、結合を定義します。
- 「次へ」をクリックします
- オプション: ウィザードのステップ5で、新しいディメンションを含めるサブジェクト領域を選択し、「終了」をクリックします。
前の機能を使用して「ディメンションの追加」ステップを作成した場合でも、「編集」オプションを使用して編集および再適用できます。
ファクト表の追加
ファクト表を既存のサブジェクト領域に追加します。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「ファクトの追加」を選択します。 ファクトを追加するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Add Travel Expense)を入力し、簡単な説明を追加します。
- ファクトを追加するターゲット・サブジェクト領域を選択します。たとえば、財務 - AP費用です。選択したサブジェクト領域の詳細が表示されます。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ2で、スキーマを選択し、ビュー、表またはシノニムをオブジェクトとして選択します。たとえば、FCT_CALC_Extensionsです。選択したオブジェクトのファクト表が表示されます。
- In the details of the fact table for the selected source table, click the Select Fact and Use for Key check boxes for the source columns that you want to add to your new fact table in the target subject area.
- オプション: 選択したソース表のファクト表の詳細で、「生成解除属性の選択」で、生成解除ディメンションの作成が必要な属性のチェック・ボックスを選択します。
- 最後のリフレッシュ以降に、選択した属性のいずれかがソース表で削除または変更された場合、その列が強調表示され、表を更新するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。メッセージで「OK」を選択して、ソース列を再ロードします。ソース列に対する変更を確認する場合は、メッセージで「取消」をクリックし、後で「リフレッシュ」をクリックしてソース列を再ロードします。選択したことのない属性がソース表で削除または変更されている場合は、ソース列のリフレッシュ済リストが表示されます。リフレッシュ中にいずれかのカスタム列で検証に失敗した場合は、失敗の原因を解決して再検証するよう求めるメッセージが表示されます。
- オプション: 「列の作成」をクリックし、次の手順を使用してターゲット・サブジェクト領域の新しいファクト表に新しい列を追加します:
- 「列の作成」に、表示名を入力します。
- 「データ要素」で、選択したディメンション表の物理表からデータ要素を検索します。
- 検索結果から、データ要素をダブルクリックしてテキスト・ペインに配置します。
- 「ファンクション」で、式を使用して列を作成するファンクションを検索します。たとえば、"substring"や"concatenate"などのファンクションを検索して、新しい式ベースの列を作成します。検索結果から、該当する結果をダブルクリックして、中央のテキスト・ペインに追加します。
- 「検証」、「保存」の順にクリックします。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ3で、「ダイアグラム」または「表形式」タブを使用して、新しいファクト表を、選択したサブジェクト領域内のディメンションにリンクする結合を指定します。 「ダイアグラム」タブを使用して結合を指定するには、次の手順に従います。
- 「表の追加」をクリックします。
- 「表の追加」で、追加するディメンションを選択し、「OK」をクリックします。
- ディメンションのポート(ダーク・グリーン・サークル)からファクト表のポート(ブラウン・サークル)までドラッグして、結合リンクを作成します。「結合」ダイアログが表示されます。
- 「結合」ダイアログで、結合のタイプ、ファクト表の列およびディメンション・キー列を選択します。「結合条件の追加」をクリックして複数の結合条件を追加し、「結合」をクリックします。式を結合条件として指定する場合は、「複合結合」をクリックし、「結合の作成」で「結合の追加」をクリックし、ターゲットおよびソースの論理表を選択して、結合条件を式として入力し、「OK」をクリックします。
「表形式」タブを使用して結合を指定するには、次の手順に従います。- 「結合の追加」をクリックします。
- 「表の追加」で、追加するディメンションを選択し、「OK」をクリックします。「結合」ダイアログが表示されます。
- 「結合」ダイアログで、結合のタイプ、ファクト表の列およびディメンション・キー列を選択します。「結合条件の追加」をクリックして複数の結合条件を追加し、「結合」をクリックします。式を結合条件として指定する場合は、「複合結合」をクリックし、「結合の作成」で「結合の追加」をクリックし、ターゲットおよびソースの論理表を選択して、結合条件を式として入力し、「OK」をクリックします。
- オプション: ディメンションを今すぐ結合しない場合は、「結合のスキップ」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ4で、ファクト列ごとに集計ルールを選択して集計動作を設定します。
- オプション: 次のステップを使用して、時間ディメンションの時間バランス集計ルールおよびディメンションの階層レベル・ベース集計ルールを設定できます:
- ファクト列の場合は、「時間バランス集計」アイコンをクリックします。
- 「時間バランス集計」ダイアログで、「時間ディメンションの追加」をクリックして集計ルールを調整し、「OK」をクリックします。
- ファクト列の場合は、「階層レベル・ベース集計」アイコンをクリックし、ディメンションおよびレベルを選択します。さらにディメンションを追加するには、「ディメンションの追加」をクリックします。「OK」をクリックします。
時間ディメンション全体で追加されたメジャーをデフォルトで集計しない場合は、時間バランス集計を使用します。Oracle Fusion Data Intelligenceは、必要に応じてSUM集計タイプのかわりに、LastやFirstなどの非集計タイプをサポートします。事前定義済のディメンション階層の特定のレベルに対して基礎となるメジャーを常に計算する必要がある場合は、レベル・ベースの集計を使用します。たとえば、製品合計レベル、製品カテゴリ・レベル、製品サブカテゴリ・レベルおよび製品詳細レベルを持つ製品階層で、「収益」という新しいメジャーを追加し、この「製品カテゴリ収益」メジャーを製品カテゴリに集計する必要がある場合、レベルベースの集計を使用して、製品ディメンションの適切なレベルを選択する必要があります。この設定により、Oracle Fusion Data Intelligenceは常に製品カテゴリ・レベルでメジャーの値を集計および表示できます。これは、製品収益をカテゴリ収益の%として計算する必要がある場合に便利です。
- 「次へ」をクリックします
- オプション: ファクトを追加する追加のサブジェクト領域を選択します。
- 「終了」をクリックします。 ステップがカスタマイズ・ブランチに適用されているというメッセージが表示されます。適用後、カスタマイズ・ブランチに新しいカスタマイズ・ステップが表示されます。これで、カスタマイズ・ブランチをメイン・ブランチに適用したり、編集してステップを追加できます。
階層の追加
階層を既存のサブジェクト領域のディメンション表に追加します。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「階層の追加」を選択します。 階層を追加するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Add Region Hierarchy)を入力し、簡単な説明を追加します。
- サブジェクト領域、ディメンション表のフォルダ、および階層を追加するディメンション表を選択します。選択したディメンションの既存の階層および階層レベルが表示されます。階層がない場合は、選択したディメンションに階層がないことを示すメッセージが表示されます。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ2で、次の手順に従って、このディメンション表の属性を使用して製品階層を構築します:
- 階層名を入力します。たとえば、Region Hierarchyです。
- 使用可能なデータ要素を選択して「選択したデータ要素」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、必要な階層を設計します。階層に複数のレベルを追加するには、レベルを右クリックして「子の追加」または「n個の子レベルの追加」を選択します。たとえば、リージョン階層には、レベル1のリージョン合計、レベル2のリージョン、レベル3の国、レベル4の州およびレベル5の都市を含めることができます。
- 「選択したデータ要素」ペインで、レベルをクリックしてその主キーを更新し、「プロパティ」ペインでその表示属性を設定します。
- 「次へ」をクリックします
- オプション: ウィザードのステップ3で、新しい階層を含める追加のサブジェクト領域を選択します。
- 「終了」をクリックします。ステップがカスタマイズ・ブランチに適用されているというメッセージが表示されます。適用後、カスタマイズ・ブランチに新しいカスタマイズ・ステップが表示されます。これで、カスタマイズ・ブランチをメイン・ブランチに適用したり、編集してステップを追加できます。
セッション変数の追加
分析に含めることができるカスタム・セッション変数を追加します。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「セッション変数の追加」を選択します。 セッション変数および既存のセッション変数のリストを追加するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、既存のセッション変数のいずれかが目的を果たしているかどうかを確認します。 「はい」の場合は、ウィザードを終了し、該当する既存のセッション変数を分析で使用できます。「いいえ」の場合は、次のステップに進み、必要なセッション変数を作成します。
- カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Add a Session variable using Invoice Received Date)を入力し、簡単な説明を追加します。「行単位の初期化」をクリックして、キャッシュ設定を構成します。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ2で、SQL問合せを定義し、次の手順を使用して初期化ブロックを作成します:
- 初期化ブロックの名前と説明を入力します。
- 先行初期化ブロックを選択します。
- Autonomous Data Warehouseで実行されるSQL問合せを入力し、レポートで使用できる値を返します。たとえば、Oracle Fusion Data Intelligenceで定義されている換算レート・タイプをセッション変数に取得する場合は、次のSQLスクリプトを使用できます:
SELECT PARAMETER_VALUE FROM DW_CONTENT_PARAM_CONFIG WHERE PARAMETER_CODE='PARAM_GLOBAL_EXCHANGE_RATE_TYPE'
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ3で、ウィザードのステップ2で作成された初期化ブロックの出力を使用してセッション変数を作成します。
- 「終了」をクリックします。 ステップがカスタマイズ・ブランチに適用されているというメッセージが表示されます。適用後、カスタマイズ・ブランチに新しいカスタマイズ・ステップが表示されます。これで、カスタマイズ・ブランチをメイン・ブランチに適用したり、編集してステップを追加できます。
ディメンションの拡張
別のデータ・ソースからの追加属性を使用して、事前構築済のディメンションを拡張します。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「ディメンションの拡張」を選択します。 ディメンションを拡張するウィザード・シーケンスが表示されます。
- カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Add Cost Center Type)を入力します。
- ターゲット・サブジェクト領域(たとえば、Financials GL Profitability)を選択します。
- 「フォルダ」で、拡張するディメンション(たとえば、Cost Center)を選択します。
- 論理表(たとえば、Dim – Cost Center)を選択します。表に使用可能な属性が表示されます。
- 「次へ」をクリックします
- データベースからスキーマおよび表を選択します。 表に使用可能な属性が表示されます。
- 公開する列または結合の作成のキーとして使用する列を選択します。
- 「表示名」表フィールドをクリックして、列の新しい名前を入力するか、既存の名前を編集し、[Enter]を押して受け入れるか、[Esc]を押して取り消します。
- 最後のリフレッシュ以降に、選択した属性のいずれかがソース表で削除または変更された場合、その列が強調表示され、表を更新するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。メッセージで「OK」を選択して、ソース列を再ロードします。ソース列に対する変更を確認する場合は、メッセージで「取消」をクリックし、後で「リフレッシュ」をクリックしてソース列を再ロードします。選択したことのない属性がソース表で削除または変更されている場合は、ソース列のリフレッシュ済リストが表示されます。リフレッシュ中にいずれかのカスタム列で検証に失敗した場合は、失敗の原因を解決して再検証するよう求めるメッセージが表示されます。
- オプション: 次の手順を使用して、選択したディメンション表に新しい列を作成するには、「列の作成」をクリックします:
- 「新規列の作成」で、表示名(たとえば、Cost Type)を入力します。
- 「データ要素」で、選択したディメンション表の物理表からデータ要素を検索します。
- 検索結果から、データ要素をダブルクリックしてテキスト・ペインに配置します。
- 「ファンクション」で、式を使用して列を作成するファンクションを検索します。たとえば、"case"などのファンクションを検索して、新しい式ベースの列を作成します。検索結果から、該当する結果をダブルクリックして、テキスト・ペインに追加します。
- 「検証」、「保存」の順にクリックします。
- 「保存」をクリックします
- 「ソース列」表フィールドをクリックして、列定義を編集します。
- 「保存」をクリックします 「データ・プレビュー」セクションに、強調表示された色で新しい列が表示されます。
- 「次へ」をクリックします
- ソース列とペアにする結合キーを選択します。式を結合条件として指定する場合は、「複合結合」をクリックし、「結合の作成」で「結合の追加」をクリックし、ターゲットおよびソースの論理表を選択して、結合条件を式として入力し、「OK」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします
- このカスタマイズを使用するサブジェクト領域を選択します。ノート
最初に選択したサブジェクト領域はデフォルトで選択され、読取り専用です。デフォルトでは、追加のサブジェクト領域がすべて選択されています。このカスタマイズを使用しない追加サブジェクト領域の選択を解除します。 - 「終了」をクリックします。 カスタマイズ・ブランチに新しいカスタマイズ・ステップが表示されます。これで、カスタマイズ・ブランチをメイン・ブランチに適用したり、編集してステップを追加できます。
導出列の追加
派生列を既存のサブジェクト領域に追加します。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「列の追加」を選択します。 列を追加するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Regional Revenue)を入力し、簡単な説明を追加します。
- 列を追加するターゲット・サブジェクト領域を選択します。たとえば、Profitabilityです。選択したサブジェクト領域の詳細が表示されます。
- 選択したサブジェクト領域内のプレゼンテーション・フォルダと、列の追加先の論理表を選択します。
- 「次へ」をクリックしますウィザードのステップ2では、「列の作成」ダイアログが表示されます。
- ウィザードのステップ2で、次の手順を使用して新しい列を定義します:
- 「列の作成」に、表示名を入力します。
- 「データ要素」で、前に選択したサブジェクト領域からデータ要素を検索します。
- 検索結果から、データ要素をダブルクリックしてテキスト・ペインに配置します。
- 「ファンクション」で、式を使用して列を作成するファンクションを検索します。検索結果から、該当する結果をダブルクリックして、中央のテキスト・ペインに追加します。たとえば、「Filter」や「Avg」などのファンクションを検索して、式ベースの列を作成します。平均サプライヤ支払日数を導出するサンプル式は、
avg(ROUND(((CASE WHEN Invoice Received Date is not null THEN (Financials - AP Payments.Payment Date.Payment Date - Invoice Received Date) ELSE (Financials - AP Payments.Payment Date.Payment Date - Financials - AP Invoices.Invoice Date.Invoiced Date) END)/Financials - AP Payments.Facts - Analytics Currency.Total Payment Count),0))
です。 - 「検証」、「保存」の順にクリックします。
- オプション: 列の基礎となるメジャーを事前定義済のディメンション階層の特定レベルまで計算する場合は、次のステップを実行します:
- 「階層レベル・ベースの集計」アイコンをクリックします。
- 「階層レベル・ベースの集計」ダイアログで、ディメンション、レベルを選択し、「OK」をクリックします。
- さらにディメンションを追加するには、「ディメンションの追加」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします
- オプション: ファクトを追加する追加のサブジェクト領域を選択します。
- 「終了」をクリックします。 ステップがカスタマイズ・ブランチに適用されているというメッセージが表示されます。適用後、カスタマイズ・ブランチに新しいカスタマイズ・ステップが表示されます。これで、カスタマイズ・ブランチをメイン・ブランチに適用したり、編集してステップを追加できます。
サブジェクト領域の作成
サブジェクト領域をコンテナとして作成し、後で新しいサブジェクト領域にディメンションおよびファクトを追加することも、既存のものに基づいてサブジェクト領域を作成することもできます。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「サブジェクト領域の作成」を選択します。 サブジェクト領域を作成するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Custom Profitability)を入力し、簡単な説明を追加します。
- 次のいずれかの方法を使用して、サブジェクト領域を作成します:
- 「サブジェクト領域の作成」を選択してサブジェクト領域コンテナを作成し、先頭または末尾の空白を含まない名前を入力し、説明を追加してから「次」をクリックします。ウィザードのステップ4が表示されます。「終了」をクリックして、サブジェクト領域を作成します。
- 「既存のサブジェクト領域に基づくサブジェクト領域の作成」を選択し、システム内の既存のサブジェクト領域を使用してサブジェクト領域を作成し、次の詳細を指定します:
- 既存のサブジェクト領域を選択し、サブジェクト領域に名前を付けて、「次」をクリックします。
- ウィザードのステップ2で、新しいサブジェクト領域に必要なデータ要素を選択します。
- 「サブジェクト領域の追加」をクリックし、複数のサブジェクト領域からデータ要素を選択して追加します。
- ウィザードのステップ3で、新しいサブジェクト領域のデータ要素を編成し、名前を変更します。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ4で、新しいサブジェクト領域を確認し、「終了」をクリックして作成します。
ステップがカスタマイズ・ブランチに適用されているというメッセージが表示されます。適用後、カスタマイズ・ブランチに新しいカスタマイズ・ステップが表示されます。カスタマイズ・ブランチをメイン・ブランチにマージしたり、編集してステップを追加できます。
サブジェクト領域の変更
次の手順を使用して、カスタム・サブジェクト領域を変更します。
- サービスにサインインします。
- Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
- 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「ユーザー拡張」をクリックします。 メインおよび既存のカスタマイズ・ブランチが表示されます。
- 「ユーザー拡張」リージョンの「カスタマイズ・ブランチ」で、ブランチをクリックして「ブランチ」ページを開きます。
- 「ブランチ」ページで、「ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップの追加」で、「サブジェクト領域の変更」を選択します。 サブジェクト領域を変更するウィザード・シーケンスが表示されます。
- ウィザードのステップ1で、カスタマイズ・ステップの名前(たとえば、Custom AP Invoices )を入力し、簡単な説明を追加します。
- サブジェクト領域の作成の手順を使用して作成したサブジェクト領域を選択します。 選択したサブジェクト領域の詳細が表示されます。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ2で、「使用可能なデータ要素」ペインから、選択したサブジェクト領域で使用するデータ要素を選択するか、使用しないデータ要素の選択を解除します。
- オプション: 「サブジェクト領域の追加」をクリックし、複数のサブジェクト領域からデータ要素を選択して追加します。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ3で、変更したサブジェクト領域のデータ要素を編成し、名前を変更します。
- オプション: カスタム・サブジェクト領域の横にある「拡張プロパティ」アイコンをクリックして、論理ファクト表に結合されていないときもディメンションを分析問合せに使用できるようにする暗黙的ファクトを選択します。
- 「次へ」をクリックします
- ウィザードのステップ4で、変更したサブジェクト領域を確認し、「終了」をクリックします。