グループの管理

アプリケーション・ロールをグループにマップし、ユーザーをグループに追加します。これにより、ユーザーはOracle Fusion Data Intelligence内の適用可能なオブジェクトおよびデータにアクセスし、様々なタスクを実行できます。

Oracle Fusion Cloud ApplicationsとOracle Identity Cloud Serviceの同期を設定した場合、Oracle Fusion Cloud Applicationsのユーザー、ジョブ・ロールおよびグループ・メンバーシップは、それぞれユーザー、グループおよびグループ・メンバーシップとして同期されます。Oracle Fusion Cloud Applicationsとの同期が有効になっているときに、Oracle Identity Cloud Service内の別のグループにユーザーを再割当てすると、同期プロセスは次回の実行時にそのような割当てをリセットまたは消去します。

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グループへのアプリケーション・ロールの追加

セキュリティ管理者は、Oracle Fusion Data Intelligenceで使用可能なアプリケーション・ロールを事前定義済グループおよびカスタム・グループにマップできます。これにより、グループは各アプリケーション・ロール・レベルでセキュリティ設定を継承できます。

  1. サービスにサインインします。
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「サービス管理」の下の「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティ」ページで、「グループ」タブをクリックします。
  4. 「グループ」リージョンで、グループを検索して選択するか、表示されたグループ・リストからグループを選択します。
  5. グループ詳細リージョンで、「アプリケーション・ロール」タブをクリックし、「マッピングの追加」をクリックします。
  6. 「アプリケーション・ロール・マッピングの追加」で、アプリケーション・ロールを検索して選択するか、表示されているアプリケーション・ロールのリストから選択します。
    表示をフィルタして、データ・ロールまたは職務ロールのみを表示するか、両方のロール・タイプを表示できます。
  7. 「保存」をクリックします

グループへのアプリケーション・ロールのコピー

セキュリティ管理者は、既存のグループから別のグループに使用可能なアプリケーション・ロールをコピーできます。

  1. サービスにサインインします。
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「サービス管理」の下の「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティ」ページで、「グループ」タブをクリックします。
  4. 「グループ」リストで、アプリケーション・ロールを適用するグループを選択します。
  5. 「グループ」タブで、「ロール・マッピングのコピー」をクリックします。
  6. 「Copy Role Mappings From Another Group」で、ロールのコピー元となるグループを検索します。
  7. 「ロールのコピー」領域でロールをクリックして選択または選択解除し、「コピー」をクリックします。
  8. 「保存」をクリックします

グループからのアプリケーション・ロールの削除

グループによって継承された機能を、そのグループにマップされたアプリケーション・ロールから削除できます。

  1. サービスにサインインします。
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「サービス管理」の下の「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティ」ページの「グループ」タブで、表示されたグループのリストからグループを選択するか、グループを検索します。
  4. 「グループ詳細」リージョンで、「アプリケーション・ロール」タブをクリックします。
  5. 表示されたリストから1つ以上のロールを選択するか、アプリケーション・ロールを検索して、該当するロールを選択します。
  6. 「マッピングの削除」をクリックします。
  7. 「ロール・マッピングの削除」で、「マッピングの削除」をクリックします。

マッピング中のアプリケーション・ロールの作成

アプリケーション・ロールのグループへのマッピング中に、Oracle Fusion Data Intelligenceで使用できないアプリケーション・ロールが必要な場合は、アプリケーション・ロールを作成できます。

新しいロールが特定のグループにマップされます。新しいアプリケーション・ロールを他のグループにマップすることもできます。グループへのアプリケーション・ロールの追加を参照してください。
  1. サービスにサインインします。
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「サービス管理」の下の「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティ」ページの「グループ」タブで、表示されたグループのリストからグループを選択するか、グループを検索します。
  4. グループ詳細リージョンで、「アプリケーション・ロール」タブをクリックし、「新規アプリケーション・ロール」をクリックします。
  5. 「新規アプリケーション・ロールの作成」で、アプリケーション・ロール名を入力し、ロール・タイプをデータまたは職務として指定します。
  6. 「保存」をクリックします

ピープル・リーダーに対する簡単なデータ・アクセスの有効化

セキュリティ管理者は、ライン・マネージャなどの個人リーダーにデータ・アクセスを提供できます。このアクセスにより、ライン・マネージャは、財務および人事関連の意思決定に影響を与え、指針となる詳細な分析を作成できます。

Oracle Fusion Cloud Applicationsのカスタム・ライン・マネージャ・グループを、Oracle Fusion Data Intelligenceで使用可能な事前作成済のライン・マネージャ・グループにマッピングすることで、簡単にアクセスできます。このマッピングにより、あらかじめ作成されたライン・マネージャ・グループは、カスタムのライン・マネージャ・グループの機能を継承します。
  1. サービスにサインインします。
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「サービス管理」の下の「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティ」ページで、「グループ」タブをクリックし、事前作成済のライン・マネージャ・グループを検索します。

    ライン・マネージャ・グループ

  4. 事前作成済の「ライン・マネージャ」グループを選択し、「カスタム・ライン・マネージャ・グループ」タブをクリックします。
  5. 「カスタム・ライン・マネージャ・グループ」タブ・セクションで、「マップ・グループ」をクリックします。
  6. 「カスタム・ライン・マネージャ・グループのマップ」ダイアログで、カスタム・グループを選択し、「グループ・マッピングの割当て」をクリックします。

    カスタム・ライン・マネージャ・グループのマップ

  7. 「カスタム・ライン・マネージャ・グループ」タブ・セクションで、選択したカスタム・ライン・マネージャ・グループの「アクセス・レベル」ドロップダウン矢印をクリックし、「作成者(編集機能)」「コンシューマ(読取り専用)」などの適切なアクセス・レベルを選択します。

    カスタムのライン・マネージャ・グループのアクセス・レベルの設定

  8. 「カスタム・ライン・マネージャ・グループ」タブ・セクションで、「変更の適用」をクリックします。