カスタム・スキーマのパスワードのリセット

Oracle Fusion Data Intelligenceには、ADMINスキーマやOAX_USERスキーマなどのデフォルト・スキーマ(ユーザーとも呼ばれます)が用意されています。カスタム・スキーマを作成して、カスタマイズ要件を満たすことができます。

カスタム・スキーマを使用すると、データベースに対して独自のSQL問合せを実行したり、サインインして、関連付けられたOracle Autonomous Data Warehouseインスタンスの表のデータを表示できます。Oracle Autonomous Data Warehouseのセキュリティ・ポリシーでは、カスタム・スキーマのパスワードを365日ごとに変更する必要があります。
ノート

カスタム・スキーマのサインインおよびパスワードのリセットに必要な権限を持つOracle Cloud Infrastructure管理者または管理者ユーザーのいずれかである必要があります。

カスタム・スキーマのパスワードは、SQL DeveloperまたはOracle Cloud Infrastructure Consoleを使用して変更できます。SQL Developerを使用してパスワードを変更するには、ADMINスキーマの資格証明を使用してSQL Developerにサインインし、Oracle Cloud Infrastructure Consoleからパスワードを変更するときに使用するコマンドを実行することをお薦めします。

  1. Oracle Cloud Infrastructureコンソールへのサインイン
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceインスタンスの詳細ページにナビゲートします。
  3. インスタンス詳細ページで、Oracle Autonomous Data WarehouseインスタンスのURLをクリックします。
  4. Oracle Autonomous Data Warehouseインスタンスの詳細ページで、「データベース・アクション」をクリックします。この時点で、ADMINスキーマ資格証明を使用してデータベースにサインインする必要があります。
  5. 「データベース・アクション」ページで、「SQL」をクリックし、次のコマンドを実行してカスタム・スキーマのパスワードを変更します:
    Alter user <custom schema name> identified by <Password>;