セキュリティ・オプション

セキュリティ・オプションを使用して、ユーザーが分析およびダッシュボードで特定のアクションを実行する方法を制御します。

これらのオプションは分析およびダッシュボードにのみ適用されます。データ・ビジュアライゼーションには適用されません。

システム設定 詳細情報
プッシュ通知の有効化

モバイル・アプリケーションのプッシュ通知が有効(オン)か無効(オフ)かを指定します。

  • オン— モバイル・アプリケーションのプッシュ通知を有効にし、アラートとメッセージを受信できます。

  • オフ— モバイル・アプリケーションのプッシュ通知を無効にし、アラートとメッセージの受信を停止します。

デフォルト:オフ

エディション: ProfessionalおよびEnterprise

ワークブック・サムネイルの保存

ワークブックの内容を識別できるように、Oracle Analyticsはワークブックのサムネイル・イメージをホーム・ページに表示できます。これらのサムネイルに表示される情報は、データ作成者と同じアクセス権を持たないユーザーに機密データが公開されないよう保護するためにぼかされます。

この設定は、個々のワークブック・レベルの「ワークブック・プロパティ」ダイアログで設定された「サムネイルの保存」値を、個々のワークブック・レベルで上書きします。

ノート

ウォッチリストではサムネイルが使用されないため、この設定はウォッチリストには適用しません。かわりに、ウォッチリストには小さいビジュアライゼーションが表示され、ホーム・ページをリフレッシュするたびにリロードされます。
  • オン— ホーム・ページのぼかしされたワークブック・サムネイルを表示します。この設定が有効(オン)になっている場合、ワークブックの所有者は、必要に応じて個々のワークブックのサムネイルを非表示にできます。

  • オフ— ホーム・ページにワークブック・サムネイルを表示しません。かわりに、すべてのワークブックの標準アイコンを表示します。

デフォルト: オン

エディション: ProfessionalおよびEnterprise

ユーザーの非アクティブのタイムアウト(分数)

ここで指定した時間(分数)にわたってユーザーの非アクティブ状態が続くと、ブラウザまたはモバイル接続を再認証する必要があります。

  • 有効な値: 5 - 480
  • デフォルト: 60
  • エディション: ProfessionalおよびEnterprise
非アクティブ・ユーザーの自動サイン・アウト

非アクティブ・タイムアウトに達した後に、ユーザーを自動的にサイン・アウトするかどうかを指定します。

  • オン— 非アクティブ・タイムアウトに達すると、ユーザーは自動的にサイン・アウトされます。
  • オフ— 非アクティブなタイムアウトに達しても、ユーザーはサイン・インされたままです。
  • デフォルト: オフ
  • エディション: ProfessionalおよびEnterprise
データをCSVファイルおよびタブ区切りファイルにテキストとしてエクスポート

データをCSVファイルまたはタブ区切りファイルにエクスポートする際に、すべてのフィールドがテキストとして処理されるように、先頭にアポストロフィを追加するかどうかを指定します。

  • オン— エクスポート時に、CSVファイルおよびタブ区切りファイルに先頭のアポストロフィが自動的に追加されます。

  • オフ— データはそのままCSVファイルにエクスポートされます。

    注意:

    オフの場合、エクスポートされたCSVファイルをオープンすると、不要な数式が呼び出される可能性があります。
ノート

この設定は、ビジュアライゼーションと分析にのみ適用されます。ピクセルパーフェクト・レポートには適用されません。

デフォルト:オフ

エディション: ProfessionalおよびEnterprise

ブラウザ・スクリプト・アクションのURL

カスタム・ブラウザ・スクリプト・アクションが含まれるJavaScriptファイルのURLを指定します。

エディション: Enterpriseのみ

HTML/JavaScript/CSSコンテンツの許可

ユーザーがHTML、JavaScriptおよびCSSマークアップを分析およびダッシュボードのさまざまなテキスト・フィールドに適用できるかどうかと、以前に保存したマークアップを使用する方法を決定します。

  • 常時— ユーザーがマークアップを適用できるようにします。追加の書式設定が有効な各ダイアログに「HTML/JavaScript/CSSマークアップを含みます」オプションを表示します。たとえば:

    • 分析の場合: 分析エディタの様々なダイアログ、「分析プロパティ」ダイアログ、「列のプロパティ」(列書式)ダイアログ、「列式の編集」ダイアログ、「ナレーティブ」ダイアログ、「ティッカ」ダイアログ、「静的テキスト」ダイアログ、「新規計算済メジャー」ダイアログ。
    • ダッシュボードの場合、ダッシュボード・エディタの様々なダイアログ、「テキスト・プロパティ」ダイアログ、「ヘッダーの編集」および「フッターの編集」ダイアログ(「印刷」および「エクスポート」オプションの下)。
  • なし— ユーザーがマークアップを適用できないようにします。「HTML/JavaScript/CSSマークアップを含みます」オプションを非表示にします。ユーザーはプレーン・テキストのみ入力できます。Oracle Analyticsでは、ユーザーが以前に入力し、分析およびダッシュボードのために保存したマークアップは無視されます。

  • HTMLのみ— ユーザーがHTMLマークアップを適用できるようにします。追加の書式設定が有効なが、安全なHTMLのみが許可される(JavaScriptやCSSなし)各種ダイアログに「HTML/JavaScript/CSSマークアップを含みます」オプションを表示します。分析またはダッシュボードが開くと、Oracle Analyticsはユーザーが入力したマークアップをサニタイズし、HTMLマークアップのみを適用します。
  • オープン時— ユーザーが追加のマークアップを適用できないようにします(既存のマークアップが保持されます)。「HTML/JavaScript/CSSマークアップを含みます」オプションを非表示にするため、ユーザーはプレーン・テキストのみを入力できます。以前に保存した分析およびダッシュボードのマークアップは引き続き提供されます。

    ノート: 「オープン時」オプションは、以前は「オフ」という名前でした。

エディション: Enterpriseのみ