Autonomous Databaseでの自動索引作成の管理

自動索引付けによって、Autonomous Databaseの索引管理タスクが自動化されます。自動索引付けは、Autonomous Databaseではデフォルトで無効になっています。

手動で索引を作成するには、データ・モデル、アプリケーションおよびデータの配布に関する詳しい知識が必要です。かつては、DBAがどの索引を作成するかの選択を担当していましたが、状況の変化に応じて、DBAが選択肢の改訂や索引のメンテナンスを行わない場合もありました。結果として、改善の機会が失われ、不要な索引の使用がパフォーマンス上の問題となる可能性があります。Autonomous Databaseの自動索引付け機能では、アプリケーション・ワークロードがモニターされ、索引の作成とメンテナンスが自動的に行われます。

自動索引付けを有効にするには:

  1. 自動索引付けを有効にするには、DBMS_AUTO_INDEX.CONFIGUREプロシージャを使用します。
    EXEC DBMS_AUTO_INDEX.CONFIGURE('AUTO_INDEX_MODE','IMPLEMENT');

    これにより、データベースでの自動索引作成が有効になり、新しい自動索引がSQL文で使用できるように可視索引として作成されます。

  2. 自動タスクについてレポートし、自動索引付けプのリファレンスを設定するには、DBMS_AUTO_INDEXパッケージを使用します。
ノート

自動索引が有効になっている場合、自動索引の索引圧縮はデフォルトで有効になります。

自動索引を作成するには:

  1. 次の文は、データベースでの自動索引作成を無効にすることで、新しい自動索引が作成されないようにします(既存の自動索引は有効)。

    EXEC DBMS_AUTO_INDEX.CONFIGURE('AUTO_INDEX_MODE','OFF');

SODAをAutonomous Databaseで使用する場合、次の制限が適用されます:

  • SQL/JSONファンクションjson_existsを使用するSQLおよびPL/SQLコードでは、自動索引付けはサポートされていません。詳細は、SQL/JSON条件JSON_EXISTSを参照してください。

  • SODAの例による問合せ(QBE)では、自動索引付けはサポートされていません。

詳細は、自動索引の管理を参照してください。