Walletを使用しないOracle SQL Developerの接続

Oracle SQL Developerは、Autonomous Databaseの開発および管理を簡素化できるフリーの統合開発環境です。Oracle SQL Developerは、ウォレットなしのTLS認証を使用した接続をサポートします。

ノート

TLS接続の許可の詳細は、TLS認証とmTLS認証の両方を許可するようにAutonomous Databaseインスタンスを更新を参照してください。
Autonomous Databaseへの新しいTLS接続を作成するには:
  1. Autonomous Databaseの接続文字列をコピーします。

    TLS認証を使用して接続するには、TLS接続文字列をコピーします。「データベース接続」ページの「TLS認証」で、「TLS」を選択し、TLS認証を使用した接続の接続文字列を表示します。

    接続文字列の表示およびコピーの詳細は、Autonomous DatabaseインスタンスのTNS名および接続文字列の表示を参照してください。

  2. Oracle SQL Developerを起動し、接続パネルで「接続」を右クリックし、「新規データベース接続」を選択します。
  3. 接続タイプ「カスタムJDBC」を選択します。
  4. 次の情報を入力します:
    • 名前: この接続の名前を入力します。

    • ユーザー名: データベース・ユーザー名を入力します。サービスの一部として提供されたデフォルトの管理者データベース・アカウントADMINを使用することも、新しいスキーマを作成して使用することもできます。

    • パスワード: データベース・ユーザーのパスワードを入力します。

    • 接続タイプ: 「カスタムJDBC」を選択します。

    • カスタムJDBC URL: 次を入力します:

      jdbc:oracle:thin:@の後にステップ1でコピーした接続文字列を続けます。

    adb_connect_sqldev_db21_tls.pngの説明が続きます

    たとえば、「カスタムJDBC URL」フィールドのサンプル値は:

    jdbc:oracle:thin:@(description= (retry_count=20)(retry_delay=3)(address=(protocol=tcps)
    (port=1521)(host=adb-preprod.us-phoenix-1.oraclecloud.com))(connect_data=(service_name=u9adutfb2_fmexample1_medium.adb.oraclecloud.com))
    (security=(ssl_server_dn_match=yes)))

    接続文字列をコピーする場合、regionおよびdatabasenameの値はAutonomous Databaseインスタンス用です。

  5. 「接続」をクリックすると、データベースに接続します。
ノート

Microsoft Active Directoryを使用する場合は、「ユーザー名」にActive Directoryの"AD_domain\AD_username"を入力し(二重引用符も入力可能)、「パスワード」にActive Directoryユーザーのパスワードを入力します。詳細は、Autonomous DatabaseでのMicrosoft Active Directoryの使用を参照してください。