Autonomous Databaseの自動スケーリングの有効化または無効化

自動スケーリングを行うと、データベースは、指定されたCPU数の最大3倍のCPUおよびIOリソースを使用できます。自動スケーリングが有効になっている場合、ワークロードに追加のCPUおよびIOリソースが必要になると、手動で操作しなくても、データベースで自動的にリソースが使用されます。

必要なIAM権限

use autonomous-databases

手順

  1. 自動スケーリングを有効化または無効化する「Autonomous Database」「詳細」ページに移動します。
    ノート

    Autonomous Data Guardを使用するデータベースでは、プライマリ・データベースの「詳細」ページに移動します。

    手順は、専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous Databaseの詳細の表示を参照してください。

  2. Oracle Public CloudAutonomous Databaseで、「詳細」ページで「スケーリングの管理」を選択します。Exadata Cloud@CustomerAutonomous Databaseで、「詳細」ページで「スケール・アップ/ダウン」を選択します。
  3. 自動スケーリングを有効にするには、「OCPU自動スケーリング」または「ECPU自動スケーリング」の横にあるチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスが事前選択されている場合、選択を解除すると自動スケーリングが無効になります。

    ヒント:

    CPUタイプ(OCPUまたはECPU)は、親のAutonomous Exadata VMクラスタのコンピュート・モデルによって決まります。詳細は、Autonomous Databaseのコンピュート・モデルを参照してください。
    ノート

    ECPUを使用したAutonomous Databaseの場合、自動スケーリングは2 ECPU以上のデータベースでのみサポートされます。
  4. 「更新」をクリックして、変更を保存します。

ヒント:

表示する次のSQLコマンドを入力します。
  • データベースが現在使用しているECPUの数:
    SELECT AVG_RUNNING_SESSIONS FROM V$RSRCPDBMETRIC;
  • データベースが現在使用しているOCPUの数:
    SELECT AVG_RUNNING_SESSIONS/2 FROM V$RSRCPDBMETRIC;