セカンダリVNIC用のインスタンスOSの構成
Compute Cloud@Customerで、セカンダリVNICを作成した後、インスタンスOSにログインし、新しいVNICを使用するようにOSを構成します。
Oracle LinuxおよびMicrosoft Windowsの場合、Oracleが提供するユーティリティおよびスクリプトを使用できます。スクリプトでは、インスタンス・メタデータからの情報が使用されます。インスタンスOSでそのデータを表示する方法(VNICデータの表示方法など)の詳細は、インスタンス内からのインスタンス・メタデータの取得を参照してください。
その他のOSについては、OSのドキュメントを参照してください。
Oracle LinuxインスタンスのOS構成
oci-network-configユーティリティを使用して、Oracle Linuxを実行するインスタンスでセカンダリVNICに必要なOS構成を実行します。
Microsoft WindowsインスタンスのOS構成 🔗
セカンダリVNICはOS内で構成する必要があります。Microsoft Windows OSでセカンダリVNICを手動で構成するか、PowerShellスクリプトを作成できます。
スクリプトに次のアクションが含まれていることを確認します。
- ネットワーク・インタフェースにIPアドレスとデフォルト・ルートがあるかどうかを確認します。
- OSでセカンダリVNICを認識できるようにします。スクリプトでIPアドレスおよびデフォルト・ルートを静的設定で上書き(実質的にDHCPを無効化)する必要があります。スクリプトにより、静的設定で上書きするか、終了するよう求められます。
セカンダリVNICを追加する全体的なプロセス
- インスタンスにセカンダリVNICを作成してアタッチします。VNIC OCIDは、後で構成スクリプトの実行時に提供できるように保管してください。
- リモート・デスクトップでインスタンスに接続します。
- 管理者としてスクリプトを実行します。
Oracle SolarisインスタンスOS構成 🔗
ipadm
コマンドを使用して、ネットワーク・インタフェースを永続的に構成します。