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OKEネットワーク・リソースの作成

Compute Cloud@Customer上のKubernetes Engine (OKE)に必要なネットワーク・リソースについて学習します。

次の項のリソース定義では、ワークロード・クラスタのネットワーク・リソースの作業例セットを作成します。これらのリソースを作成するときに、この構成をガイドとして使用します。CIDRブロックやIPアドレスなどのプロパティの値を変更できます。ネットワーク・プロトコル、ステートフル設定、プライベート/パブリック設定などのプロパティの値は変更しないでください。

特定の目的で開く必要がある特定のポートについては、ワークロード・クラスタ・ネットワーク・ポートを参照してください。

Networks全体でのOKEクラスタ管理

Compute Cloud@Customerの管理ネットワークおよびデータ・ネットワークは、OracleがCompute Cloud@Customerインフラストラクチャをデータ・センターにインストールするときに、Oracleによって環境用に構成されます。

OKEサービスは管理ネットワークの管理ノードで実行され、OKEクラスタはデータ・ネットワークにデプロイされます(次の図を参照)。

管理ネットワークとコンピュート・ネットワークの関係を示す図。

OKEクラスタの管理インタフェースは、ロード・バランサのパブリックIPアドレス上のポート6443です。このアドレスは、Compute Cloud@Customerインフラストラクチャのインストール中に、パブリックIPとして予約および構成したデータ・センターIP範囲から割り当てられます。

ネットワーク分離のため、OKEサービスからのトラフィックは、管理ネットワークを介してインフラストラクチャを終了し、データ・ネットワークを介して再入力してOKEクラスタに到達する必要があります。

重要

データ・センターのネットワーク・インフラストラクチャでは、両方向のトラフィックを許可する必要があります。必要なファイアウォールおよびルーティング・ルールがないと、ユーザーはOKEクラスタをデプロイできません。

OKEに必要なポートについては、Workload Cluster Network Portsを参照してください。その他のネットワークポートについては、Network Port and Protocol Matrixを参照してください。

OKEネットワークリソースの作成方法

次のいずれかの方法で OKEネットワークリソースを作成します。

どちらの方法でも、同じコンパートメントに次のリソースが作成されます:

  • VCN

  • インターネット・ゲートウェイ

  • NATゲートウェイ

  • ルート・ルール

  • セキュリティ・リスト

  • 4つのサブネット:

    • 作業員

    • ワーカー・ロード・バランサ

    • コントロール・プレーン

    • コントロール・プレーン・ロード・バランサ