リソース作成でのタグの追加

Compute Cloud@Customerでは、タグのデフォルトを定義した後、コンパートメントに定義されているタグのデフォルトは、そのコンパートメントに作成されるすべてのリソース、またはそのコンパートメントの子コンパートメントに自動的に追加されます。タグのデフォルトでは、リソースを作成するためにタグの値を入力する必要があります。

ノート

定義済タグおよびタグ・ネームスペースは、OCIテナンシで構成する必要があります。定義済タグを参照してください。
    1. リソースの「作成」ダイアログで、「タグ付け」セクションまでスクロールします。

    2. 「タグ・ネームスペース」を選択するか、「なし」(フリーフォーム・タグを適用する場合)を選択します。

      • タグ・ネームスペースを選択した場合は、タグ・キーを選択し、値を入力するか、リストから値を選択します。

      • 「なし」(フリーフォーム・タグの適用)を選択した場合は、「タグ・キー」を入力して値を入力します。

    3. 別のタグを適用するには、「追加タグ」ボタンをクリックします。

      1つの定義済タグに対して同じタグ・ネームスペースおよび同じタグ・キーを持つ複数のタグを指定したり、フリーフォーム・タグに対して同じタグ・キーを持つ複数のタグを指定することはできません。

    4. リソースのタグを確認するには、新しいリソースの詳細ページに移動します。

      リソースの詳細ページで、「タグ」タブをクリックして、このリソースに適用されているタグを表示します。

  • リソースの作成時にリソースにタグを追加するには、リソースcreateまたはlaunchコマンドを使用します。

    1. リソースに追加する各タグの情報を取得します。

      • リソースに追加する各定義済タグのネームスペース、キーおよび値を取得します。

        --defined-tagsオプションの引数を作成します。各タグ・ネームスペースとタグ・キー・ペアは1回のみ指定します。

      • リソースに追加する各フリーフォーム・タグのキーと値を取得します。

        --freeform-tagsオプションの引数を作成します。各タグ・キーを1回のみ指定します。

      --defined-tagsオプション引数および--freeform-tagsオプション引数の値は、タグのJSON定義です。このJSON定義は、コマンドラインまたはファイルに文字列として指定できます。

      正しいJSONのテンプレートを生成するには、リソースのタグ付けに使用するベース・コマンドで--generate-param-json-inputオプションを使用します。--generate-param-json-inputオプションの引数は、次の例に示すように、オプション・インジケータ(--)なしでタグ(この例では--defined-tags)を指定するために使用するオプションの名前です。

      $ oci service resource create --generate-param-json-input defined-tags > defined_tags.json

      出力defined_tags.jsonファイルの内容は次のとおりです。

      {
        "tagNamespace1": {
          "tagKey1": "tagValue1",
          "tagKey2": "tagValue2"
        },
        "tagNamespace2": {
          "tagKey1": "tagValue1",
          "tagKey2": "tagValue2"
        }
      }

      前述のコマンドでdefined-tagsのかわりにfreeform-tagsを指定すると、次の出力が得られます。

      {
        "tagKey1": "tagValue1",
        "tagKey2": "tagValue2"
      }

      これらのテンプレートを編集して、適切なタグを指定します。次の手順に示すように、最後のコマンドで結果を指定します。

    2. リソースcreateまたはlaunchコマンドを実行します。

      1つ以上の定義済タグを追加するには、--defined-tagsオプションを使用します。1つ以上のフリーフォーム・タグを追加するには、--freeform-tagsオプションを使用します。

      構文

      oci <service> <resource> create --compartment-id <compartment_OCID> --defined-tags <defined_tags_json> --freeform-tags <freeform_tags_json> <other_resource_create_options>

      例:

      次の例では、ファイルを使用して1つ以上の定義済タグが追加され、文字列引数を使用してフリーフォーム・タグが追加されます。オプション引数としてファイルを指定するには、file://の構文を使用します。

      oci <service> <resource> create --compartment-id <compartment_OCID> --defined-tags file://defined_tags.json --freeform-tags '{"MyTag":"val-u"}' <other_resource_create_options>

      リソースcreateまたはlaunchコマンドの出力は、リソースgetコマンドの出力と同じです。出力には、定義済タグとフリーフォーム・タグが表示されます。

    CLIのコマンド、フラグおよびオプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • リソースの作成時にリソースにタグを追加するには、create<resource>またはlaunch<resource>コマンドを使用します。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。