カスタム・プロパティの作成

データ・カタログにカスタム・プロパティを作成します。

  • 重要

    カスタム・プロパティを作成するには、CATALOG_NAMESPACE_UPDATE権限が必要です。

    1. カスタム・プロパティを作成するインスタンスの「ホーム」タブで、「カスタム・プロパティ」をクリックします。
    2. 「カスタム・プロパティ」ページで、「カスタム・プロパティの作成」をクリックします。
    3. 「Create Custom Property」パネルで、次のアクションを実行します。
      1. カスタム・プロパティの名前を入力します。
        ノート

        名前に次の特殊文字は使用できません:

        & < > " ' / \ = ;

      2. (オプション)カスタム・プロパティの説明を入力します。この説明は、関連するオブジェクトの詳細タブにカスタム・プロパティのツールチップとして表示されます。
      3. カスタム・プロパティの「データ型」を選択します。次のオプションから選択できます:
        • 文字列(プレーン・テキスト): カスタム・プロパティの値は単純な文字列テキストのみです。たとえば、Source systemです。
        • 文字列(リッチ・テキスト): カスタム・プロパティの値には、リッチ文字列テキストまたは単純な文字列テキストを指定できます。たとえば、Business descriptionです。
        • 数値: カスタム・プロパティの値は数値のみです。たとえば、Confidentiality levelです。
        • ブール: カスタム・プロパティの値はTrueまたはFalse、あるいはYesまたはNoのみです。たとえば、Certifiedです。
        • 日付: カスタム・プロパティの値は日付のみです。たとえば、Archival dateです。
      4. 「値」オプションで、カスタム・プロパティに値を入力する方法を構成します。値オプションは、文字列(プレーン・テキスト)および数値データ型にのみ使用できます。次の2つのオプションを指定できます:
        • 値リストの使用: このオプションを選択すると、カスタム・プロパティ値を移入するためにユーザーが使用できる特定の値のみが事前定義されます。たとえば、Update frequencyカスタム・プロパティには、値HourlyDailyおよびWeeklyを指定できます。このオプションを選択すると、値リストが表示され、カスタム・プロパティに1つ以上の値を入力できます。カスタム・プロパティには後でさらに値を入力できますが、カスタム・プロパティにすでに指定されている値は削除できません。
        • 複数値の許可: このオプションを選択すると、カスタム・プロパティに複数の値が許可されます。たとえば、Data ownersカスタム・プロパティは複数の値を持つことができます。
      5. カスタム・プロパティに関連付ける1つ以上のデータ・カタログ・オブジェクト・タイプを選択します。たとえば、Business descriptionカスタム・プロパティを「すべてのデータ・エンティティ」および「属性」に関連付けることができます。Update Frequencyカスタム・プロパティは、すべてのデータ・エンティティに適用できます。データベース管理者は、Oracle Databaseタイプのデータ・アセットにのみ関連付けることができます。後でデータ・カタログ・オブジェクト・タイプを追加できますが、カスタム・プロパティにすでに指定されているタイプは削除できません
      6. 「イベントの有効化」フィールドで、選択したオブジェクト・タイプのカスタム・プロパティ値が追加、更新または削除された場合に、イベントを生成するデータ・カタログ・オブジェクト・タイプを選択します。
      7. 「検索結果オプション」で、検索結果でのカスタム・プロパティの動作を構成します。次のオプションを選択できます:
        • 検索結果に表示: カスタム・プロパティを検索結果リストに表示する場合は、このオプションを選択します。このオプションは、最大4つのカスタム・プロパティに対して選択できます。文字列(リッチ・テキスト)データ型にできるのは、これら4つのカスタム・プロパティのうちの1つのみです。
          ノート

          すべてのカスタム・プロパティは検索可能です。ただし、このオプションを選択すると、カスタム・プロパティとその値が検索結果サマリーに表示されます。検索結果にすぐに表示する必要がある重要なカスタム・プロパティには、このオプションを選択することをお薦めします。たとえば、Business descriptionData ownerなどです。
          ノート

          「検索結果に表示」オプションに対して最大7つのカスタム・プロパティを構成できます。
        • フィルタリングの許可: カスタム・プロパティをカスタム・フィルタとして検索結果に表示する場合は、このオプションを選択します。通常、このオプションは、「値リスト」オプションも選択されているカスタム・プロパティに対して選択されます。たとえば、Update frequencyDepartmentなどです。このオプションは、最大5つのカスタム・プロパティに対して選択できます。
          ノート

          「フィルタリングを許可」オプションに対して最大20個のカスタム・プロパティを構成できます。
        • ソートの許可: カスタム・プロパティを使用して検索結果をソートできるようにする場合は、このオプションを選択します。たとえば、Archival dateConfidentiality levelなどです。このオプションは、最大3つのカスタム・プロパティに対して選択できます。
          ノート

          「ソートを許可」オプションに対して最大7つのカスタム・プロパティを構成できます。
      8. 「表示および編集オプション」で、「表示および編集の許可」チェック・ボックスを選択し、データ・エンティティの「属性」表にカスタム・プロパティを表示するように構成します。詳細は、「属性名およびカスタム・プロパティの編集」を参照してください。
        ノート

        クイック編集用に最大3つのカスタム・プロパティを構成できます。
    4. 「作成」をクリックします。
  • createコマンドと必須パラメータを使用して、カスタムプロパティーを作成します。

    oci data-catalog custom-property create [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • CreateCustomProperty操作を実行して、カスタム・プロパティを作成します。