オブジェクト・ストレージ・データ・アセット・プロパティ
データ統合では、メタデータへのアクセスおよびデータの読取りと書込みを行うために、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageに対する特定の権限が必要です。
オブジェクト・ストレージ・ソースに接続するデータ・アセットを作成するには、次のプロパティおよび接続の詳細を完了します。
フィールド | 説明 |
---|---|
プロパティ | |
名前 | データ・アセットの名前を入力します。 |
識別子 | 識別子は、名前に基づいてシステムによって生成される値です。識別子の値は変更できませんが、作成および保存後に識別子を更新することはできません。 |
説明 | (オプション)説明を追加します。 |
タイプ | このフィールドには、「データ・アセット・タイプの選択」パネルで選択したデータ・ソース・タイプが表示されます(「データ・アセットの作成」を参照)。データ統合には、このタイプに基づいてデータ・アセット・プロパティ・フィールドおよびデフォルトの接続フィールドが表示されます。 |
テナントOCID |
現在のテナンシのOracle Cloud IDは自動的に入力されます。クロステナンシOCIDを入力して、別のテナンシのリソースにアクセスできます。 コンソールでテナンシOCID文字列を表示するには、「プロファイル」メニューから「テナンシ: <your_tenancy_name>」をクリックします。テナントOCIDは、「テナント情報」に示されています。 別のテナンシのオブジェクト・ストレージ・データ・アセットに接続するには、クロステナンシ・ポリシーが必要です。必要なクロステナンシ・ポリシーおよび作成するプロセスの詳細を確認するには、クロステナンシOCIDの入力時に表示される情報ボックスで「ドキュメントの表示」をクリックします。ポリシーを作成する権限がない場合は、管理者に送信して追加します。 |
ネームスペース |
「ネームスペース」フィールドは、「テナンシOCID」の値に基づいて自動的に入力されます。 値が自動移入されていない場合は、オブジェクト・ストレージ・バケットのネームスペースを入力します。 |
OCIリージョン |
オブジェクト・ストレージ・リソースに対してバケットが作成されるリージョンを選択します。または、フィールドに名前を入力してから、一致する名前のフィルタ済リストから選択します。 データ統合でソース・データ・アセットまたはターゲット・データ・アセットとして設定したObject Storageデータ・ソースは、リージョンID、ネームスペースおよびバケット名を使用して識別されます。次の場合、問題は発生しません:
ただし、ソース・データ・アセットとターゲット・データ・アセットのリージョンIDのみが異なり、ネームスペースとバケット名が同じ場合、データ統合でのタスクは失敗します。 |
データ・アセットを使用するためのポリシーの有効化 |
クロステナンシOCIDを使用する場合は、「データ・アセットを使用するためのポリシーの有効化」ボックスに表示される情報を無視します。 それ以外の場合は、「詳細情報の表示」をクリックして、OCI Object Storageデータ・アセットの使用に必要なポリシー名およびポリシー・ステートメントの詳細を表示します。必要なポリシーをすでに追加している場合は、情報ボックスを無視します。それ以外の場合は、正しいグループ名およびコンパートメントをステートメントに指定し、ポリシーを追加します。 管理者であれば、「ポリシーの追加」をクリックしてポリシーを追加できます。管理者でない場合は、「ポリシーのコピー」をクリックし、追加する管理者に送信します。 |
デフォルトの接続情報 | |
名前 | デフォルト接続の名前を入力します。 |
識別子 | 識別子は、名前に基づいてシステムによって生成される値です。識別子の値は変更できませんが、作成および保存後に識別子を更新することはできません。 |
説明 | (オプション)説明を追加します。 |
(オプション)接続のテスト | |
テスト接続 | すべての必須フィールドに入力した後、「接続のテスト」をクリックして、データ・アセットの詳細が正しく入力され、接続を確立できることを確認します。テストに成功すると、成功メッセージが表示されます。テストがエラー・メッセージで失敗した場合は、接続設定を確認して再試行してください。 クロステナンシOCIDを使用する場合は、「正常に接続するためのポリシーの有効化」ボックスに表示される情報を無視します。 |