データ・エンティティ(OCIオブジェクト・ストレージ・バケット内)
使用可能なデータ・エンティティは、スキーマ(バケット)の詳細ページにリストされます。
エンティティの詳細を表示するデータ・エンティティを選択します。「フォーマット・オプション」で、「ファイル・タイプ」を選択します。次に、フォーマット・オプションを指定し、「属性の取得」をクリックして、データ・エンティティの属性をフェッチします。属性をフェッチしない場合、「属性」表および「データ」表は空になります。
ファイル・フォーマット・オプション:
-
CSVおよびJSONファイルの場合は、ファイルの圧縮タイプを選択します。ファイルの圧縮に使用される圧縮アルゴリズムがわからない場合は、「自動(デフォルト)」を使用してください。属性の解析に使用するエンコーディングも指定します。
-
Parquet、AvroおよびExcelファイルの場合、自動(デフォルト)の圧縮タイプは変更できません。
-
CSVファイルの場合、選択できるその他のフォーマット・オプションは次のとおりです。
- ファイルの最初の行がヘッダー行である場合は、「ヘッダーあり」で「はい」を選択します。
- データ行の値が複数の行にわたる場合、「複数行」で「はい」を選択します。
- データ値で検出される他の文字をエスケープするためのエスケープ文字を指定します。例:
\
- データ・フィールドを区切るデリミタ文字を選択します。例: 「コロン」(
:
)、COMMA(,
)、PIPE(|
)、SEMICOLON(;
)またはTAB(\t
) - 列デリミタがファイルのデータ行の最後に含まれる場合は、「後続のデリミタ」で「はい」を選択します。
- 他の文字をリテラル文字として扱うための引用符文字を指定します。例:
"
-
JSONファイルの場合:
-
「カスタム・スキーマの使用」を選択して、エンティティ・シェイプの推測に使用されるカスタム・サンプル・スキーマを貼り付けるかアップロードします。このチェック・ボックスを選択すると、スキーマ・ドリフトはソース・エンティティに適用できなくなります。
-
「アップロード」を選択した場合は、表示されたボックスにカスタム・スキーマ・ファイルを削除するか、「ファイルの選択」をクリックしてアップロードするスキーマ・ファイルを選択します。
-
「スキーマに貼付け」を選択した場合は、スキーマ・テキスト・ファイルの内容をコピーして、表示されたボックスに貼り付けます。
-
カスタム・スキーマ・ファイルをロードした後、「属性の取得」をクリックしてスキーマの属性を表示します。スキーマの追加後に属性を追加または削除する場合は、「属性の取得」をクリックして更新済リストを取得します。
-
-
Excelファイルの場合:
- デフォルトでは、データ統合はファイルの最初の行をヘッダー行として処理します。ファイル内の最初の行がヘッダー行でない場合は、「ヘッダーあり」に「いいえ」を選択します。
- 「エンティティの選択基準」で、基準を「シート名」、「シート索引」または「表名」として選択します。次に、ワークシート名、ワークシート索引または表名の「値」を入力します。シート インデックスは0に基づいています。
- 「シート名」または「シート索引」に、選択する「データ範囲」として使用するファイルの領域を入力します。データ範囲値を入力しない場合、デフォルトはデータ範囲A1で、シート全体に対応します。ファイルにヘッダー行がある場合は、ヘッダー行から始まる値を入力します(たとえば、
A1:K56
)。
データ・エンティティの属性が正常に取得された後、「データ」をクリックすると、データ行がリストされます。「データ」表で、属性ヘッダーをクリックすると、階層データおよび属性プロファイルが表示されます。詳細は、階層データ型を参照してください。
次の属性データ型では、データおよび属性プロファイルはサポートされていません:
- BLOB
- RAW
- BINARY
- BINARY_DOUBLE
- BINARY_FLOAT
- CLOB
- NCLOB
- SDO_GEOMETRY
- XMLTYPE
- XMLFORMAT
- 複合
- VARBINARY