ノートブック・セッションを開く
ノートブック・セッションは、多くのタスクを容易にするためにJupyterLabで開きます。
アクティブなノートブック・セッションのみを開くことができます。
ノートブック・セッションを開くと、「ランチャ」タブが開き、メイン・アクションが表示されます。
- 環境エクスプローラ
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様々なconda環境を使用します。
- ノートブック例
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インストールされたconda環境のスタート・ガイドまたはその他のタスク固有の例を開いてノートブックを使用する方法について学習します。
このオプションが表示されない場合は、「ファイル」メニューをクリックして「新規」を選択し、「ノートブック・エクスプローラ」を選択してノートブックを選択します。
各例は一時的なファイル名でロードされ、タブ名を右クリックして「ノートブックの名前の変更」を選択するとファイル名を変更できます。新しい名前を入力し、「名前変更」を選択します。
- Pythonおよびインストール済Conda環境
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Pythonおよびインストール済のconda環境がリストされます。ノートブック・セッションを作成したり、カーネル・コンソールを起動できます。
Python 3カーネルは、
oci
、cx_oracle
、numpy
など、最小限のライブラリ・セットを含むconda環境です。追加のconda環境をインストールまたは作成することをお薦めします。新しいノートブックが開き、最初のセルには、ノートブックを作成したときと同じ便利なヒントが含まれています。
- その他
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ターミナルを開いたり、テキストまたはマークダウン・ファイルを作成したり、ヘルプを表示したりできます。
ファイル・ブラウザでプラス記号(+)を選択することで、新しい「ランチャ」タブを開くことができます。
ノートブック・セッションを操作するためのヒントを次に示します:
- Git拡張
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ノートブック・セッションに含まれるGit拡張を使用して、Gitリポジトリに直接アクセスできます。
Failed to load the jupyterlab-git server extension
という警告が表示された場合は、古いバージョンのノートブック仮想マシンが使用されているため、Git拡張がインストールされていません。「終了」を選択すると、問題なくノートブックで作業できます。Git拡張の使用を開始するには、ノートブックを非アクティブ化して再アクティブ化し、拡張を取得します。 - パブリック・インターネット・アクセス
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次のように、パブリック・インターネット・アクセスを確認します。
import requests response=requests.get("https://oracle.com") assert response.status_code==200, "Internet connection failed"
- 認証
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必要なキーおよびOCIDsを使用して、OCI構成ファイルおよびAPIキーを設定します。
- 環境変数
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有用な環境変数は次のとおりです。
import os print(os.environ["NB_SESSION_COMPARTMENT_OCID"]) print(os.environ["PROJECT_OCID"]) print(os.environ["USER_OCID"]) print(os.environ["TENANCY_OCID"]) print(os.environ["NB_REGION"])