Exadataインフラストラクチャのデータベース管理
Oracle Cloud Infrastructure Database Managementサービスを使用して、オンプレミスにデプロイされたExadataインフラストラクチャを監視できます。
現在、データベース管理では、オンプレミスにデプロイされたExadataインフラストラクチャのExadata Storageインフラストラクチャまたはストレージ・サーバーのみがサポートされています。データベース管理ドキュメントの「Exadataインフラストラクチャ」という用語は、Exadata Storage Infrastructureのみを指します。
Oracle Exadata Databaseマシンは、Oracle Databasesを実行するのに最適なプラットフォームであり、データベース・サーバー、ストレージ・サーバー、およびデータベース・サーバーとストレージ・サーバー間のプライマリ・インターコネクトであるInfiniBandを備えています。幅広いOracle Databaseワークロードを処理し、信頼性を実現し、それらのワークロードのパフォーマンスを向上するように設計されています。すべてのシステムと同様に、Exadataインフラストラクチャが最適に実行されるように監視する必要があります。ミッションクリティカルなアプリケーションがExadata Databaseマシンにデプロイされると、適切な監視によって、問題の根本原因の特定に費やす時間が大幅に短縮されます。Exadata Databaseマシンの詳細は、Exadata Database Machineドキュメントを参照してください。
Exadataインフラストラクチャ監視のデータベース管理機能セットは、外部データベース・システムのデータベース管理機能に基づいて構築されます。最初のステップとして、オンプレミスExadata Databaseマシンで外部データベース・システム(DBシステム)を検出する必要があります。その後、Exadataインフラストラクチャを検出し、関連するExadata Storage Servers (ストレージ・サーバー)に接続を追加して、データベース管理で監視できます。データベース管理でDBシステムを検出およびモニターする方法の詳細は、「外部データベース・システムのデータベース管理」を参照してください。
関連するステップの概要を示す図を次に示します。

データベース管理では、Exadataシステム・ソフトウェア・バージョン20.1以降がサポートされています。Exadataインフラストラクチャのデータベース管理を使用して実行できる重要なタスクの一部を次に示します:
- オンプレミスのExadataインフラストラクチャを検出し、関連するストレージ・サーバーに接続を追加します。
- Exadataインフラストラクチャ・リソースの主要なパフォーマンスおよび構成メトリックをフリート・レベルおよび単一のExadataインフラストラクチャ・リソース・レベルで監視します。
- ストレージ・サーバー・グリッドおよびストレージ・サーバーのパフォーマンスとステータスを監視します。