ラベルの作成

Oracle Logging Analyticsは、ソースの様々なラベル定義に基づいて、収集時にログ・エントリにラベルを自動的に適用します。たとえば、Oracle定義ソースDatabase Alert Logsでは、最も一般的なORA-xxxxエラー・コードに対してラベルがすでに定義されています。ログを分析する場合、ラベルでも実際のORA-xxxxエラー・コードでも検索できます。Oracle Logging Analyticsには、Oracle定義ソースまたはカスタム・ソースで使用できます。「ラベルの作成」ページを使用して、カスタム・ソースで使用できる新しいラベルを作成できます。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「ログ・アナリティクス」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。

    管理リソースが、左側のナビゲーション・ペインの「リソース」の下にリストされます。「ラベル」をクリックします。

  2. 「ラベル」ページで、「ラベルの作成」をクリックします。
  3. 「ラベル」フィールドに、ラベル名を入力します。たとえば、Gateway Timeoutと入力します。
  4. 「説明」フィールドに、ラベルの詳細を入力します。
  5. ラベルは、ログ・エントリがログ・エクスプローラで目立つように、優先度付きの問題としてマークできます。ラベルに優先度を割り当てるには:
    1. 「問題を示す」フィールドで、「はい」チェック・ボックスを選択します。

    2. 「問題の優先度」フィールドで、下矢印をクリックして優先度を選択します。たとえば、Highを選択します。

    ログ・エントリにアタッチされたラベルに基づいて、ログ・エントリに問題の優先度が割り当てられます。この例で、Gateway Timeoutラベルの問題の優先度がHighの場合、Gateway Timeoutラベルが割り当てられる条件に一致するすべてのログ・エントリは、Highの問題の優先度を持ちます。

  6. 「関連語句」フィールドに、ログ・エントリに関連する用語を入力します。
  7. 「保存」をクリックします。
これで、ログ・ソースで新しいカスタム・ラベルを使用して、ログ・エントリをエンリッチできます。ソースでのラベルの使用を参照してください。
カスタム・ラベルを作成したら、ログ・ソースのラベル定義でそれらを使用でき、作成したラベルに基づいてログ・データを検索できます。ラベルでログをフィルタを参照してください。ラベルは、次の例のように検索で使用できます:
  • すべてのエラー・トレンドの迅速なサマリーを取得するには:

    ログ・エクスプローラで、「フィールド」セクションの「ラベル」フィールドをクリックし、「ラベル」ダイアログ・ボックスで「トレンド・グラフの表示」チェック・ボックスを選択します。


    「ラベル」ダイアログ・ボックス

  • 問題イベントを識別するには:

    ログ・エクスプローラで、「フィールド」セクションの「ラベル」フィールドをビジュアライゼーション・パネルの「グループ化基準」セクションにドラッグします。


    ラベルの作成時に問題の優先度が設定された問題ログ

  • 問合せ言語を使用してソース全体を検索するには:


    指定されたラベルを持つログ・レコードで構成されたフィールド・サマリー

  • クラスタとともに問合せ言語を使用して分析を実行するには:


    問合せで指定されたラベルと組み合されたクラスタ・ビジュアライゼーション

    classifyの結果に対するクラスタ内でのログ・データの表示:


    labels_language_analysis3.pngの説明が続きます