ソフトウェア・ソースが管理ステーションに同期されていないか、管理ステーションの設定に問題がある場合、ジョブのダウンロード・エラーが発生することがあります。
ジョブ・エラー・ログには、Failed to download metadata for repo
またはCannot download repodata/repomd.xml: All mirrors were tried
が表示されます。
潜在的な原因
インスタンスに関連付けられている管理ステーションで:
- 必要なソフトウェア・ソースが同期されていません。
- SELinuxまたはfirewalldが正しく構成されていません。
- Apache httpdサービスは実行されていないか、正常な状態です。
ソフトウェア・ソース同期ステータスの確認
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失敗したジョブがあるインスタンスの詳細ページに移動します。インスタンスの詳細の表示を参照してください。
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インスタンスに関連付けられている管理ステーションをクリックします。
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ジョブに関連付けられているソフトウェア・ソースが同期されていることを確認します。
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必要に応じて、即時同期ジョブを実行します。特定のミラーの即時同期
ファイアウォールとSELinux設定の確認
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管理ステーションの詳細ページに移動します。「管理ステーションの詳細の表示」を参照してください。
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「構成」タブをクリックします。プロキシ・ポート、ミラー・ポートおよびミラー・パスを書き留めます。
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SSHを使用して管理ステーションに接続します。
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管理ステーションで使用されるTCPポートがファイアウォール設定にリストされていることを確認します。
sudo firewall-cmd --list-ports
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管理ステーションのミラー・ポートに使用されるTCPポートがSELinux設定にあることを確認します。
sudo semanage port -l | grep http_port_t
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ポートがリストされていないか正しくない場合は、ファイアウォールとSELinux設定を再構成するか、
station-setup.sh
スクリプトを再実行します。コピーします。
sudo /opt/oracle/mgmt_agent/plugins/osmh/stateDir/station-setup.sh
httpdの状態を確認する
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SSHを使用してインスタンスに接続します。
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httpdサービスのステータスを確認します。
sudo systemctl status httpd.service
サービスが障害状態の場合は、/var/log/httpd/error_log
を調べます。
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サービスが実行されていない場合は再起動します。
sudo systemctl restart httpd.service