フレキシブル・シェイプおよびバースティングの使用

デスクトップ・プールの作成時に、柔軟なコンピュート・シェイプを使用し、OCI標準VMシェイプでプロビジョニングされたデスクトップのバースティングを有効にできます。

シェイプは、インスタンスに割り当てるOracle Compute Unit (OCPU)、メモリー・サイズおよびその他のリソースを決定するテンプレートです。コンピュート・シェイプは、AMDプロセッサ、IntelプロセッサおよびArmベースのプロセッサで使用できます。

セキュア・デスクトップには、フレキシブル・シェイプを使用してデスクトップ・プールを作成するオプションが含まれており、デスクトップ・インスタンスのOCPU数およびメモリー量を制御できます。この柔軟性により、デスクトップのパフォーマンスを最適化し、コストを最小限に抑えることができます。フレキシブル・シェイプの一般情報は、コンピュート・シェイプを参照してください。

また、柔軟なOCI標準VMシェイプの場合、OCPU当たりのベースライン使用率を設定して、デスクトップ・インスタンスでクラウド・バースティング機能を有効にできます。クラウド・バースティング機能により、デスクトップ・インスタンスは、高需要による使用量の急増や、コア使用量全体を必要としないスケールダウンされたワークロードをサポートできます。バースト可能なインスタンスの一般情報は、バースト可能なインスタンスを参照してください。

ノート

クラウド・バースティングは、保護インスタンスではサポートされていません。保護インスタンスを使用してWindows 11デスクトップ・プールを作成する場合は、プール作成時のエラーを回避するために、ベースライン使用率が100% (バーストなし)に設定されていることを確認します。

デスクトップ・プールの作成時にセキュア・デスクトップでこれらの機能を構成する方法の詳細は、デスクトップ・プールの作成を参照してください。

ノート

この機能を有効にできるのは、新しいデスクトップ・プールを作成する場合のみです。