タグの管理
OCIタグは、ビジネス・ニーズに応じてリソースを整理するのに役立ちます。OCIタグは、検出中、リソース・ホームページ内、およびCLIを使用してスタック・モニタリング・リソースに適用できます。CLIを使用したタグの追加/削除および更新の詳細は、ドキュメンテーションを参照してください。
前提条件
OCIタグには、フリーフォーム・タグと定義済タグの2つのタイプがあります。スタック・モニタリング・リソースで定義済タグを使用するには、管理者が最初にタグ・ネームスペースを作成する必要があります。定義済タグのタグ・ネームスペースの作成および管理の詳細は、「タグおよびタグ・ネームスペースの概念」を参照してください。
タグ伝播
OCIタグがリソースに適用されると、同じタグが関連するリソースにも自動的に適用されます。スタック・モニタリング内でOCIタグの伝播は非同期に実装されます。その結果、OCIタグは数秒間リソース・ホーム・ページに表示されない場合があります。新しいタグの追加や更新、既存のOCIタグなどの関連タスクを完了する前に、リソース・ホームページにタグを表示することをお薦めします。
検出伝播
検出時に、OCIタグは検出されるすべてのリソースおよび関連するリソースに適用されます。たとえば、EBSアプリケーションを検出すると、割り当てられたタグは、作成されたすべてのリソース(EBS、コンカレント・マネージャ、通知メーラーなど)に適用されます。EBSスキーマを含むデータベースがすでに検出されている場合、OCIタグもOracle Databaseに適用されます。
ホーム・ページ伝播
ホーム・ページからのOCIタグの追加、削除および更新は、すべての関連リソースに伝播されます。たとえば、EBSアプリケーションを検出すると、割り当てられたOCIタグは、作成されたすべてのリソース(EBS、コンカレント・マネージャ、通知メーラーなど)およびOracle Databaseおよびホストを含む関連メンバーに適用されます。
タグ・ベースの権限
管理者は、タグに基づいて定義されたポリシーを使用して、スタック・モニタリング機能およびリソースへのアクセスを制御できます。管理者は、コンパートメントにタグ・ネームスペースを作成する権限を持っている必要があります。次のポリシーの例では、ユーザーが"adminTags"というタグ・ネームスペースを作成し、"adminTags"ネームスペースに"category"という定義済タグも作成したと想定しています。
ポリシー | 説明 |
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グループ<your_admin_group>に、コンパートメントInfraMonitoringResource (target.resource.tag.adminTags.category='<your_tag>')のstack-monitoring-familyの管理を許可します。 | 指定されたユーザー・グループは、指定されたタグ値を持つスタック監視リソースにのみアクセスできます。 |