Dockerビルド・エグゼキュータおよびDockerイメージ

Dockerイメージは、組織のメンバーがDockerエグゼキュータでビルドを実行するために必要なオペレーティング・システムおよびソフトウェア・パッケージを定義します。Dockerイメージは、DockerHubなどの外部Dockerレジストリからインポートすることも、ビルド・エグゼキュータ・テンプレートから作成することもできます。

VMエグゼキュータとは異なり、Dockerエグゼキュータは特定のVMに直接関連付けられません。組織のメンバーがジョブを作成する場合、Dockerイメージをビルド・テンプレートとしてジョブに関連付けます。ジョブのビルド・トリガーが発生すると、VB Studioは任意のDockerデプロイメントVMでビルドを実行します。

Dockerイメージについて覚えておくべきいくつかの重要なポイント:

  • ビルド・エグゼキュータ・テンプレートからイメージを作成すると、VB Studioは、そのテンプレートで構成されているソフトウェアをインストールして新しいDockerイメージを作成します。レジストリからイメージを作成すると、VB Studioはレジストリからイメージをプルし、ビルド・エージェントを追加して新しいイメージを作成します。
  • イメージから作成できるエグゼキュータの最大数を指定できます。
  • 管理VMに十分な領域があるかぎり、必要な数のDockerイメージを作成できます。