管理対象インスタンスのスキャン設定のオーバーライド

管理対象インスタンス・レベルで、新しいWebLogicドメインのスキャン時および既存のドメインへの変更時にWebLogic管理が使用するドメイン・スキャンの頻度とドメイン・スキャン・パスを変更します。管理対象インスタンスのスキャン設定は、コンパートメントのスキャン設定をオーバーライドします。

重要

重要

管理対象インスタンス・レベルでデフォルトのスキャン設定を変更すると、サーバーが別の管理対象インスタンスに追加されると、そのステータスが「UNKNOWN」と表示されることがあります。これは、管理対象インスタンスのスキャンが実行される前に、サービス・レベル・スキャンが管理対象インスタンス上のサーバーを検出した場合に発生します。管理対象インスタンスがスキャンを実行すると、ホスト、サーバー属性、サーバー・チェックなどの欠落している情報がレポートされます。

コンソールの使用

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。WebLogic「管理」で、「管理対象インスタンス」をクリックします。
  2. 「リスト範囲」で、管理対象インスタンスを含むコンパートメントを選択します。
  3. (オプション)「フィルタ」で、次のオプションを選択して管理対象インスタンスのリストを絞り込みます:
    • プラグイン・ステータス: 指定した状態の管理対象インスタンスのみがリストされます。
  4. 「ホスト名」で、管理対象インスタンスをクリックします。
  5. 「設定を変更」をクリックします。
  6. 「ドメイン・スキャン設定」で、スキャンの頻度またはドメイン・ホーム・パスを変更します。これらの変更は、この管理対象インスタンスにのみ適用されます。
    • WebLogicドメイン・スキャン頻度(時間): プラグインがWebLogicインストールをスキャンする頻度を表す時間数を入力します。
    • ドメイン・ホーム・パス: ドメインをスキャンするファイル・システム・パス(1レベルのディープ)を入力します(たとえば、/u01/data/)。
    • 別のパスの追加: (オプション)ファイル・システム検索パスをさらに入力する場合にクリックします。
  7. 「変更の保存」をクリックします。